■ 本来、選手達に渡すべき国からの補助金をピンハネして
別の目的に使っていたことが明らかになり、20人の全理事が
3月15日付けで引責辞任する「日本フェンシング協会」。

マスゴミ各社はこれを「前事務局長による不適切経理」と
伝えるが、明らかに「不正経理」だろう。それも悪質な
「貧困ビジネス」に近いものである。個人的に流用された
形跡がなく強化事業に回されたということだが、領収書を
書いた（書かされた）人たちに渡る筈のお金が渡っていない
のだから明々白々な「詐欺」で、何に使おうと不正経理だ。

実態は：
海外遠征などで選手から一律に１泊２万円の領収書を
提出させ、実費との差額を転用。２０１１、１２年度で
計約１８９０万円が水増しされた。遠征費は補助金で
３分の２が賄われ、残りの３分の１を協会が負担する
仕組みだが、協会は選手に３分の１を超える額を
自己負担金として支払わせ、２年間で約３２８０万円の
収入を得ていたというもの。

よくまあ、選手達も今まで口をつぐんでいたものだ。
代表選手に選考されることの方が大事だったのか？

元凶はというと、このことに限らず「どんぶり勘定」が
通用してしまう世界だからでは？　柔道連盟でも
同じようなことをやっていた。経理処理が面倒くさいから
実費での精算はしないのか？

民間企業や個人経営の会社なら、こうした経理処理によって
浮いたお金は課税対象になって「不適切経理」などという
生易しいものでは済まされず「脱税」という立派な犯罪に
なるはずのものだ。

なによりこれらのお金の原資は我々の血税ではないか！

「地味なスポーツですから、運営も大変だったのでしょう」と
トンチンカンなことを言って擁護するメディアもあったが
ふざけるな！と言いたい。

これだけ怪しげなことをやっているというのに、やれ
誤倫だワールドカップだ世界選手権だとバカ騒ぎ
して国民の目を政治から逸らし、白痴化に手を貸す
マスゴミとすべてのスポーツを嫌悪する。