■ 今日、親と電話して婆ちゃんの様子を聞いたんだ

地元から遠く離れた場所で大学院まで六年間を過ごして就職もしたから簡単に地元に帰れるワケではないんだ。偶然最後の休みとして3月に実家に帰った時に、実家から三時間かかる婆ちゃんの家へ行った
会ったのは2年ぶりくらいかな。いつも通りの元気でせっせと動く婆ちゃんだった。もう80近いんだけど、それでも元気な婆ちゃんだと思ってた

そんな婆ちゃんが胃が痛く病院に行き、三月末に入院してからの経過もあまり良くはないらしいと親からは聞いていた。1ヶ月近く食事がとれなくて点滴とかで栄養とってたんだけど、それでも胃と大腸の半分を取って今週中には普通食に戻り、点滴で痩せた身体の体力つけて退院に向かってると聞いた。回復に向かってるのだと思ってた

今日電話で親から聞いたのは、末期のガンだと言う事。そして婆ちゃんは、抗がん剤や放射線治療を受けてまで生きたくはないと思ってるということ。これを聞いた時、親との電話越しで泣いた

ゴールデンウイークは帰れないから夏に地元帰った時はボーナスで食事にでも連れて行く予定だった。親も「夏までは持つと思うけど…」と言ってたけど、もうそのくらいまで迫っているんだと

やっと学生卒業して働いて、これから数年後には嫁やひ孫でも見せれると思ってたのに。たかが胃が痛いって話で入院して退院に向かってると聞いてたのに。話が急過ぎて思い出したら泣いてしまう

友達や同僚にはこういうネガティブな話したくないから、ここに書いてしまった