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[ 2014年05月09日 - 11:38 ]

【FA、プレミアに外国人枠制限提言】

■ イングランドサッカー協会(Football Association、FA)は8日、母国出身選手の育成を強化するために、プレミアリーグにおいてEU圏外の登録人数を制限したい意向を示した。

FAのグレッグ・ダイク(Greg Dyke)会長は、労働許可システムを全面的に見直すことと、プレミアリーグ 「Bチーム」という新たな下部リーグを創設する構想を発表し、イングランドサッカーの健全性を向上させたいと述べた。

労働許可の改正案には、プレミアリーグ以外のクラブが、ほかの欧州各国のクラブと同じようにEU国籍外の選手獲得を全面的に禁止するという項目が含まれている。

合計20クラブが所属するプレミアリーグでは現在、常時66人の選手がイングランド代表としてプレーできる資格を持っているが、ダイク会長は2022年までにその数を99人まで増やすことを目指している。

英国放送協会(BBC)が2013年10月に行った調査によると、プレミアリーグのイングランド出身選手は、全体の約32パーセントしかプレーする時間を与えられていないことが判明している。それに比べ、ほかのトップ リーグで母国出身選手がプレーする時間は、スペインでは59パーセント、ドイツでは50パーセントとなっている。

この報告書は、ダイク会長が発足させた諮問委員会によって作成されたもので、調査の目的はプレミアリーグでプレーするイングランド出身選手の数が減少している原因を究明することにあった。

「このような減少は欧州各国共通の問題だが、特にイングランドではほかのどの国よりも極めて深刻な事態となっている。このような現象が続けば、イングランド代表の未来が懸念される」と語った。

「この状況が改善されなければ、将来の代表監督は、トップレベルのイングランド出身選手の選択肢がどんどん減ってしまうだろう」

■Bチームがプレーする下部リーグ創設へ

ダイク会長は、イングランドサッカーのピラミッドシ ステムに、5部リーグとして新しく「リーグ3」を加え、プレミアリーグの10クラブからBチーム、現在の5部リーグにあたるカンファレンス・ナショナルから10チームを所属させたいとしている。

スペインやドイツなどの欧州各国では、Bチームがそれぞれの下部リーグでプレーすることが 認められている。

ダイク会長をはじめ、イングランド代表のロイ・ホジソン(Roy Hodgson)監督、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のリオ・ファーディナンド(Rio Ferdinand)ら10人で構成されるFAの諮問委員会は、イングランド及び欧州サッカー界の650人以上から意見を聞き、82ページにわたる報告書を作成した。

この調査の目的の1つには、母国で開催されたW杯1966年大会で優勝して以来、主要大会の成績が2度のベスト4入りにとどまっているイングランド代表チームを強化することにある。

12日にW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の代 表メンバー23人を発表する予定のホジソン監督は、「提言を歓迎する。私は会長をよく知っているし、イングランドサッカーに情熱を持っている者であれば、誰でも調査結果と提案に賛同するだろう」とコメントし、今回の報告書を支持した。



スレッド作成者: 弱体化必至 (izrPRsb8Yts / kJi9ylbDmAk)

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