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[ 2014年05月15日 - 13:44 ]

【W杯のチケット需要、過去最高 米国18万7000枚】


ウォール・ストリート・ジャーナル 5月15日(木)12時57分配信
 【サンパウロ】国際サッカー連盟(FIFA)は14日、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会のスタジアム建設ペースの遅れで販売に支障が出ているものの、チケット需要は過去最高水準に達していると明らかにした。FIFAはまた、一部の二番手試合のチケットは容易に入手できるとし、一方でブラジル国民の間でのW杯を支援する気運は弱まっていると指摘した。

 FIFAのマーケティング担当ディレクター、ティエリ・ワイル氏がウォール・ストリート・ジャーナルに語ったところによると、キックオフまで1カ月を切った現在、FIFAには全64試合、300万席に対して1000万席分以上の申し込みが来ている。

 同氏によれば、開幕戦や最終戦、それにブラジルが出る全ての試合のチケット需要は、FIFAが予想した通りに旺盛だ。ただ、他の試合の需要も活発で、合計では4年前の2010年南アフリカ大会の今の時点よりも多いという。FIFAは先に、ブラジル大会のチケット需要は過去最高になったと発表している。

 ワイル氏は「関心は非常に高い」とし、「一般的に言って、人々はW杯を見たがっている」と話した。

 しかし、同氏は、大都市から遠く離れたクイアバ、マナウス、それにフォルタレサの会場での二番手の試合のチケットはまだ入手可能だと述べた。

 同氏はまた、4カ所―クリチバ、クイアバ、ポルトアレグレ、サンパウロ―でのスタジアム建設の遅れを受けて、FIFAは購入者が席を確保できることがはっきりするまで数千枚のチケット販売を行わないことになったと述べた。同氏は「完成していないスタジアムがいくつかある」とし、「全ての席が設置され次第、チケットを販売する」と語った。

 ワイル氏は、勝ち進む16チームのファンのために、全300万席のうちの約8%を取っておくと話した。同氏によると、5月初めの時点で270万枚のチケットが割り振られた。うち約200万枚はFIFAのウェブサイト上やトラベルパッケージを通じたり、さまざまな国のファン向けに定めているブロックから販売された。残りはFIFA加盟サッカー協会とスポンサー向けだった。

 ブラジルはスタジアムや関連施設の建設を6月12日の開幕までに間に合わせようと努力している。

 一方で、物価上昇や管理のミス、不正などへの国民の不満が高まっており、大会への支持は弱まってきている。ただ政府は不正などはないとしている。昨年は公共サービスの改善を求めて数百万人がデモ行進を行った。15日には新たな全国規模の抗議行動が計画されている。

 ワイル氏は、FIFAは状況を注視しているが、過度な心配はしていないとし、「治安についてはブラジルを信頼しなければならない」と話した。

 同氏は、スタジアム建設の遅れでチケット販売が難しくなっているとしながらも、過去最高の12競技場を建設するとのブラジルの決定を支持すると述べた。同氏は「この国大きさを考えれば、なぜ12カ所で建設するのか理解できる」とし、「W杯は国の一部ではなく、全体で行われなければならない」と指摘した。

 FIFAによると、ブラジル人はこれまでに一般用のチケット110万枚以上を購入した。以下米国18万7000枚、ドイツ5万7000枚、英国5万6000枚、アルゼンチン5万5500枚強となっている。トップ10カ国の残り5カ国はオーストラリア、コロンビア、チリ、フランス、それにメキシコ。



スレッド作成者: 1 (ZBhqz25IHBs)

このトピックへのコメント:
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(05/15 - 15:27) アメリカはサッカー人口多いし、外国人も多いからかな?