■ ――コスタリカ戦では酒井高徳が出られないために今野（泰幸）を左サイドバックで試したが、長谷部を起用する予定がないのであれば、伊野波（雅彦）なり今野なりをボランチのポジションで試すプランはあるか？

　ボランチなら伊野波より今野だろう。個人的には、ユーティリティープレーヤーがいるのはアドバンテージだと考えている。当然、適正のポジションで１００パーセントのパフォーマンスを出してくれるだろうが、他のポジションでも７割から８割くらいは達成してくれると思う。それにここ数カ月、メンバーを入れ替えながらも結果が出ているので、チーム力は上がってきていると思う。その意味で、現時点で１１人のレギュラーが誰なのかというところは、なかなか決めるのが難しい状況にあるのではないかと思っている。

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・長谷部がＷ杯初戦欠場危機！ザック監督、今野のボランチテスト示唆

サンケイスポーツ 6月6日(金)7時0分配信

さらに指揮官はこの日、本来センターバックのＤＦ今野泰幸（３１）＝Ｇ大阪＝のボランチ起用に言及。「ユーティリティー選手が多いのは助けになる」と、非常事態に備えていることをほのめかした。





――本大会まで試合に負けていない状況はドイツ大会と状況が似ているが？

　この間のコスタリカ戦に勝ったからといって、自分たちが何かを得たというわけではないし、あくまでもＷ杯本番に向けての準備なので、常にいい緊張感と高い集中力とモチベーションを持って、練習にも試合にも取り組んでいかなければならないと思います。もちろん気が緩んでいる選手もいないので。確かにドイツに似ているといえば似ているけど…（笑）。

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・「ドイツ大会のときと似ている」。遠藤保仁が感じる危機感。

ザックジャパンで最も経験豊富な遠藤保仁。彼から思いもよらぬ言葉が出てきた。なんと今のチームが惨敗したドイツ大会と似ている空気感にあるという。二の舞いは避けたい。遠藤はザンビア戦の重要性を強調して語る。

2014年06月05日　text by 元川悦子






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