■ 古くて恐縮ですが、94年のアメリカ大会のブルガリアです。初戦のナイジェリア戦は0−3の完敗。2戦目のギリシャ戦は、お互い初戦敗退同士で、共に負けられない一戦。しかし、ストイチコフの2本のＰＫ等で４−０の快勝で勝点３獲得。3戦目はアルゼンチン戦だが、アルゼンチンは既に2勝で勝点６。しかしマラドーナのドーピングの件でチームのリズムは狂い、ストイチコフのゴール、シラコフの終了間際のヘディングゴールで２−０の勝利。ブルガリアも勝点６獲得。もう一つのナイジェリアーギリシャは２−０でナイジェリアが勝利して同じく勝点６獲得。よってナイジェリア、ブルガリア、アルゼンチンの３チームが2勝1敗の勝点６、しかも得点数も６で並んだが、得失点差で＋4のナイジェリアが1位。ブルガリアとアルゼンチンは共に得失点差＋3だったが、直接対決の結果でブルガリアが2位、アルゼンチンが3位になった。確かに今の日本代表にはストイチコフのようなワールドクラスはいないし、不測の事態でコロンビアが一方的に調子を落とすとは考えにくい。でも何が起きるかわからないのがワールドカップだから、まだ希望は持てる。次の対戦相手がギリシャなのがまだ救い。出来れば２−０で勝ちたいな。