■ ――日本対コートジボワール戦を見たと思うが、どういう感想を持ったか？

サントス監督「私は何度も日本の試合を見ている。私が驚いたのは、コートジボワール戦の日本は、それまでの日本とはまったく違うものだった。そのことは選手たちにも言った。われわれは、コートジボワール戦以外の試合も見てきているので、日本がどういうことができるチームなのかを知っている」


――どのあたりが違っていたか？

サントス監督「大きな違いは（いつもの日本は）ボールキープをしていること。コートジボワール戦では序盤で得点を入れて、リードを維持したかったのだろう。他の試合では、日本はよりボールを支配していた」


――先発メンバーは、コロンビア戦からどれくらいの違いがあるか？

サントス監督「変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。コロンビアとの試合は、集中力が欠けていたのだと思う。そこの部分は変わらなければならない。日本との試合においては、集中力が欠けるということがあってはならない。どの選手が出るのか出ないのかが問題ではない。集中力をもってプレーできるのであれば、誰がスタメンでも問題ない」