■ 大変寒い週末であった。
昨日はホテルのラウンジ的なカフェで仕事をしていたのだが、雪もちらついており、普段よりも客足が少な目でゆったりできた。おかげで仕事もはかどったのだが、ゆったりした環境で仕事がはかどるというのも皮肉なものであり、こんなときはできればのんびりとしたいところであった。
選挙も無事終わり、あとは年末を待つばかりだろうか。Uターンするのではないかと思うほどに左にスライスしていく中日新聞が中日ファンとしては恥ずかしく思ってしまうのだが、個人的な価値観から馬鹿馬鹿しいと思えるような意見であったとしても、しかし言論の自由は重要である。
さて、新外国人選手の獲得について、正式に発表されたようである。先の記事と少し表記が異なるようであったため修正すると共に、報道された年俸を記載してみた。
・ラウル バルデス投手 37歳 左投左打 40万ドル
・リカルド ナニ-タ外野手 33歳 左投左打 30万ドル
・ アマウリ リ-バス投手 28歳 右投右打 25万ドル
3人総額の年俸が95万ドルということで、昨年に比べて予算増というのは事実であったものの、カブレラ1人ぐらいの金額ではないかと思われ、金額的には少し期待外れであった。しかし高額であれば活躍すると言うものでもなく、とりあえずはこちらの3選手が活躍することを祈りたい。
ちなみに昨年はエルナンデス30万ドル、パヤノ25万ドル、ゴメス10万ドル、メジャ5万ドルで合計70万ドルであり、昨年比約36%の増加である。
30万ドルクラスのエルナンデス、パヤノはそれなりの戦力になっており、新外国人のうち、特に先発のバルデス、リーバスの両投手が5-10勝ぐらいできるようであればかなりの補強にはなっただろう。カブレラを解雇したのは残念だが、両投手がカブレラ程度にやってくれればと期待するばかりである。
今シーズンオフ、他球団の外国人は球団間の移動が多く、報道で見る分にはかなり高額で取引が行われているようだが、今年の中日も予算的に手が出なかったのだろうか。以前は当ブログにおいてもヤクルトファンなどから「金満球団」という中傷まで受けたりしたものだが、中日新聞の迷走を見るにつき以前と比べて予算が厳しいというのは道理である。落合監督時代のような、8年のうちで5回日本シリーズに出るような強豪チームに復権することを心待ちにしていたのだが、余程の才覚がなければ難しい状況と言えるかもしれない。
本業で大金を稼ぐDeNA、根強い人気により球団経営からの収益が多いと思われる巨人・阪神に対し、我がドラゴンズはどのようなポジションを狙っていくのか。予算の無い状況で、落合GMの才覚のみを頼りにしてチームを強化するという戦略は刺激的ではあるがハードルとしては高い。
本業では日に日に追い込まれており、球団の人気も地方都市ととして経済規模が限定的である中日ドラゴンズにおいて、他球団に対する構造としての競争優位性は落合GMの才覚のみと言っていい。1点豪華主義ではあるが、この貴重な唯一の資源を有効に活用して貰いたいものである。
落合GMのことであるから、何か巻き返しの秘策は考えていることだろう。それが結果的にも表に出て来ない可能性があるのは残念なところではあるのだが、結果として表面に出る部分として、来季の優勝を願って応援していきたいものである。
[ 2014年12月19日 - 22:47 ]
(12/19 - 23:30) ベジータは知ってるけどナニータは知らないなあ
(12/19 - 22:51) WBC戦士ナニータ期待