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阪神・中村勝広ＧＭ（６５）が、オリックスから国内ＦＡ宣言した金子千尋投手（３１）獲得へ向けた第１関門通過に自信をみせた。


「球団として条件を詰めた。ほぼ、固まりつつある。それで（代理人に）投げてみようかな」


この日、南球団社長と緊急会議を行い、３年契約や将来的なメジャー移籍容認を含めた条件になっているようだ。「向こうの反応を踏まえ、これがファイナルと思っていない。限度はあるから、青天井ではないけど」と見直しの余地も残した内容で勝負する。


さらに中村ＧＭは「（本人に）会わせてほしいと要望した。本人と対面していろいろな思いとか、注文を聞いてみないと」と話したが、それには“書類選考”の通過が必須という。これまでのＦＡ交渉では、選手が獲得に名乗りを上げた全球団と直接交渉したものだが「数球団に絞ったら、その後に（本人と）会わせるつもりみたい」と厳しい表情だ。


オリックスなど６球団が名乗りを上げているとみられるが、各球団の条件を代理人が精査、上位候補２〜３球団が本人と面談できる奇妙な構図。日本の所属球団が譲渡金を設定し、選手は設定額に応じた全メジャー球団と３０日間交渉できるポスティングシステムと同じだ。球団関係者は「実態が見えないし他球団の出方も読めない」と戦々恐々だが、中村ＧＭは「金子とは特別な関係にあるからな」と強調する。


http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20141219/bbl1412190830005-n1.htm



1三　西岡
2二　上本
3左　マートン
4一　ゴメス
5中　福留
6右　今成
7捕　藤井/鶴岡/梅野
8遊　大和



先発

金子千尋、メッセンジャー、藤浪、能見、岩田、岩崎


中継ぎ

福原、安藤、金田、加藤、榎田、筒井


抑え

呉昇桓