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[ 2015年01月23日 - 02:46 ]

【阪神大震災から丸20年経過。あれから日本は・・・ 】

■ もうご存知だと思うが、今日1月17日であの阪神大震災から丸20年が経過になる。大震災といえば、どうしても2011年3月11日の東日本大震災が思い出されるが、阪神大震災も6434人という大規模な犠牲があっただけに今でも衝撃的といえよう。犠牲者の皆様には、謹んでご冥福をお祈りさせていただきます。

まあこんな冒頭のあいさつをさせていただいたが、あれから20年、日本は本当に変わったものだよな。それも悪いことの方が多く・・・。

近年マスコミの報道が異常すぎると感じることが多くなったが、考えてみると1995年くらいからそういう傾向が見られたような気がする。同年はプロ野球でオリックスがパ・リーグを独走優勝していたのだが、当時本当にオリックス贔屓が目立っていたものだ。長年優勝の常連だった西武は森祇晶監督退任、石毛宏典と工藤公康のFA移籍、4番清原和博の脱臼などマイナス材料はあったが、前年までは他チームを圧倒的に引き離す強さだった。その西武に21勝5敗と大きく勝ち越したのが大きいのだが、それにしても西武は堤義明オーナー(当時)が「強すぎてつまらない」と白けるくらい嫌われていた。それだけにパ・リーグ全体の西武包囲網はやむを得ないという見方はあるのだが、各チームの変化があるにしても不自然さすら感じられた。日本シリーズでは野村ヤクルトが4勝1敗と完勝し、私は素直にヤクルトを讃えたが、当時私の友人たちは元来パ・リーグに興味がないはずなのになぜかオリックスを応援し、日本シリーズでヤクルトを応援していた私は非国民扱いされたことがあった。やはりこの時代からマスコミの情報操作や異常報道が始まっていたと思う。大リーグで野茂英雄がドジャース入団後3年間は日米両国でやたら持ち上げられていたが、これも日米同盟を逸脱しているほどのレベルで、対戦相手のパ・リーグ下位チーム以上の無気力ぶりは今でも目に余ると印象に残っているくらいだ。

スポーツではその後東日本大震災からの復興を口実に贔屓判定の目立つ「震災ジャッジ」なる言葉が特にネット上で散見された。発端は2011年夏の女子サッカーW杯でのなでしこジャパン優勝、そして2012年のJリーグ仙台の有利判定が目立ったことだ。早い話、日本ではマスコミへの不信感・興味のなさが見られるようになり、マスコミ各社としては売れれば何でもいいということで、震災復興を無理やりネタにしているのがミエミエ。実際ロンドン五輪では日本は自国最多メダル獲得を果たしたが、競技によっては審判の贔屓が露骨に見られ、マスコミ報道も対戦相手の平常心を削ぎ、不幸を願うものが多くなっていた。さらには、2013年9月に行われた2020年五輪招致争いでも、当時の参加者たちは事あるごとに「震災復興」を口実に同情を得るためのアピールが目立ち、汚染水問題にしても安倍晋三首相を筆頭に巧く口車に乗せて安全を強調、結果的に東京招致成功に至った。

だが、この20年の日本においては、政府自民党、マスコミ、スポーツ日本代表関連で儲けるために手段を選ばないスポンサーたちがハゲタカ以上の卑しさ、国民を煽り、どんな政策でも無理やりゴリ押しするためにずる賢さを見せつけていただけだ。阪神大震災をきっかけに、マスコミやスポンサーは視聴率や売上のために、心にもない「震災復興!」を口実にしたビジネスを続けるようになったのだ。自民党にしても、本来なら震災復興のためには消費税増税なんてとうてい先送りあるいは凍結すべきなのに、被災地を蔑ろにするかのごとく増税を推進する姿勢ばかり目立つ。震災以外のことでも、小沢一郎という、常に「官僚・大企業至上主義や隷米主義を許さない」として正義感むき出しな議員を不都合だからと、マスコミ各社にいい加減な記事を書かせたり、不当なバッシングするようなことが多くなった。他の世界でも、安藤美姫が商業主義に乗らない姿勢が見られると、同様に不当なバッシング続き。

冗談じゃないよ!!本気で震災復興を考えているとしたら、なぜ2020年五輪招致争いに向けて震災復興のはずの費用を五輪招致関連や別地域の公共事業に回したのだ!?矛盾しているではないか!?スポーツでもロンドン五輪や2014年ブラジルW杯など、どんな時も震災復興を口実に贔屓判定されたい、あるいは消費税10%やさらなる円安・値上げに対する国民の不満を遠ざけるために勝てば何でもいいとか、マスコミも対戦相手の不幸を願う報道ばかり目立ち、スポーツマンシップのかけらもないではないか!?とにかく本気で震災復興を連呼するなら、まずは政府自民党が率先して行動しろよ!マスコミもスポンサーも近年のようなアベノミクス持ち上げ洗脳報道や羽生結弦での悪ノリ報道なんてやめて、もっと今後の対策や現地に対する激励など考えてみろよ!マスコミの報道姿勢と自民党のワガママ増長だけが激しく、この20年間は多くの一般国民に迷惑がかかっただけじゃないか!震災復興をネタにズルいマネをするのはやめてほしい!!

ただこの20年間、ITや技術革新をはじめ、いい意味での変化もあったと思う。

国全体として大災害に対する危機感を強めるようになり、新築の建造物においては、ここ10年くらいで大いに進歩したと思う。やはり日頃生活する家をはじめ、耐震機能は安定していないと生きている心地はしないからね。そしてインターネットをはじめとするITの進化はビジネスでも日常生活でもスピードアップを生んだ。特にネットショッピングは高齢者や身体の弱い方にはありがたい。こういう革新を生むために働いてきた労働者たちの勤勉さは相変わらずでそこは日本人の誇りといえるのでは。阪神大震災から16年後の東日本大震災でも、多くの国民、さらには被災者たちはガソリンの高騰、物不足などあったが、思ったよりはパニックしたり、独りよがりになるようなことはなく、冷静で節度ある態度が見られたが、それも過去の教訓に加え、日本のいい文化といえよう。ただし、国民達の勤勉さにつけこみ、昨今のアベノミクス・円安、集団的自衛権など、ワガママな政策をゴリ押し強行する自民党や彼らを持ち上げてばかりのマスコミ、ズルくても儲かればいいという、スポーツ日本代表関連を中心とするスポンサーたちには、これ以上国民を変に煽ったり過剰に負担を強いるようなマネはしてほしくない。もちろん国民たちも勤勉さと同時に冷静さを失わず、相手が権力者でも間違いや理不尽な部分が感じられたら「No!」と叫ぶことを忘れずに!



スレッド作成者: サントス (gKZHfK7yfYY / F1Ka8.9r3t2)

このトピックへのコメント:
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(01/23 - 16:57) 小沢一郎というゴミ老害
(01/23 - 16:51) こいつまだいたのか
(01/23 - 12:21) 阪神大震災は地震、東日本大震災は津波
(01/23 - 09:48) ↓おれも
(01/23 - 08:06) あれから日本は・・・まで読んだ