■ もしも20年前に、日本人選手がアヤックスと契約していたならば
とてつもない“事件”だったであろう。何せ当時のアヤックスと言えば、ＣＬで優勝する欧州屈指の超名門クラブだったのだから。

だが、仮に今、日本人選手がアヤックスと契約したからといって大した騒ぎにはなるまい。せいぜい、オールドファンが「日本人が、あのアヤックスの一員になる日が来たか」と感慨深くなる程度のことだろう。

それと同じで、本田圭佑や長友佑都が（既に現時点で“ショボい中堅レベル”に堕ちぶれているにもかかわらず）ミランやインテルに所属していることを誇らしげにしているニワカで恥知らずなセリエ信者が湧いているが、10年も経てば“欧州6〜8番手の平凡リーグの中で一桁順位争いに四苦八苦してる雑魚クラブ”にまで堕ちぶれているであろうミランやインテルなんて、誰も興味を示さなくなっていることは間違いあるまい。