■ つんく♂さん声帯摘出「声を捨て生きる道選ぶ」
「ズルい女」などの作品で知られるミュージシャンのつんく♂さん(46)が4日、母校・近畿大(大阪府東大阪市)の入学式に参加し、がんの治療のため声帯を摘出し、声を失ったことを明らかにした。
入学式のプロデューサーを務めるつんく♂さんは、首に白いストールをまいた姿でステージ上に立った。だが、ほほ笑みつつも発言はないまま。この間、ステージ脇のモニターに「一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました」などとメッセージが映し出され、がんの治療のため声帯を摘出したことが明かされた。つんく♂さんは式の最後にギターで校歌を演奏し、門出を祝った。
つんく♂さんはロックバンド「シャ乱Q」のボーカルとして活躍。アイドルグループ「モーニング娘。」のプロデューサーとしても「LOVEマシーン」など数々のヒット曲を生んだ。喉頭がんが見つかったとして昨年3月、声を使うタレント活動の休止を発表した。
つんく♂さんのメッセージ(要旨)はこちら。
なぜ、今、私は声にして祝辞を読みあげることが出来ないのか……。それは私が声帯を摘出したからです。
去年から喉の治療をしてきていましたが、結果的に癌(がん)が治りきらず、摘出するより他なかったから、一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました。
また振り出しです。
そんな私に、「今年も近畿大学の入学式のプロデュースをお願いしたい!」と依頼がありました。昨年末から何度も大学とメールでやりとりしたり、スタッフが伝言してくれたり、を繰り返しつつ、今日、この日を迎えました。
私も声を失って歩き始めたばかりの1回生。皆さんと一緒です。
こんな私だから出来る事。こんな私にしか出来ない事。そんな事をこれから考えながら生きていこうと思います。
皆さんもあなただから出来る事。あなたにしか出来ない事。それを追求すれば、学歴でもない、成績でもない、あなたの代わりでは無理なんだ、という人生が待っていると思います。
仲間や友人をたくさん作り、世界に目をむけた人生を歩んでください。
私も皆さんに負けないように、新しい人生を進んで行きます!
[ 2015年04月04日 - 15:35 ]
(04/04 - 19:17) バイバイありがとうさようなら
(04/04 - 18:39) TMRの西川がまんまと、つんくのポジション奪ったよな。
(04/04 - 18:20) モー娘。使い捨てにして荒稼ぎした報いかも
(04/04 - 17:35) マジかよ。つかまだ46だったのか。50は超えてると思ってた。