■ ※S〜Cの4段階評価

■1位　ルイス・スアレス(バルセロナ)　FW　27歳　移籍金：8100万ユーロ
評価：A
シーズン中盤まではチームにフィットしていなく、フィニッシュの場面で精彩を欠いていた。ここ1、2ヶ月でようやく本領を発揮しだした。
シーズン当初はバルセロナがメッシセンターの0トップを採用していたため、スアレスが右サイドを担っていたという影響もあった。メッシの発案でメッシ自身が右サイド移り、スアレスを1トップに起用してからはスアレスのパフォーマンスも上がり徐々に周囲との連携が改善され、MSNが誕生した。

■2位　ハメス・ロドリゲス(レアル・マドリー)　FW　23歳　移籍金：8000万ユーロ
評価：A
B寄りのA評価。
ベイルの存在で適したポジションで使われることは少ないが、チームに適応しつつ変化をもたらし左足の才能を端々に感じさせる。
攻撃に専念できるポジションならばもっと活躍できるだろう。
とはいえ、移籍金が高すぎた印象は否めない。怪我で2ヶ月間離脱したのも残念。

■3位　アンヘル・ディ・マリア(マンチェスター・U)　FW　26歳　移籍金：7500万ユーロ
評価：C
シーズン当初はその才能の片鱗を魅せつける場面もいくつかあったが、プレミアのフィジカルコンタクトやコンディション調整に苦しみ、
鳥の糞ヤングの調子の良さもあってベンチが定位置になってしまった。

■4位：ダヴィド・ルイス(パリ・サンジェルマン)　DF　27歳　移籍金：5000万ユーロ
評価：A
S寄りのA評価。
CLのバルサ戦ばかり目がいくが、シーズン全体で見れば満足のいくパフォーマンスを披露していると言っていいだろう。
ただ、やはりこの移籍金は馬鹿げていた。

■5位　ジエゴ・コスタ(チェルシー)　FW　25歳　移籍金：4000万ユーロ
評価：A
S寄りのA評価。
プレミアでもその得点力を遺憾なく発揮。ダーティープレーとスペ気味なのが珠に傷。
怪我がなければプレミア得点王はジエゴ・コスタだったかもしれない。

■5位　アレクシス・サンチェス(アーセナル)　FW　25歳　移籍金：4000万ユーロ
評価：S
チームスタイル的にもアーセナルに馴染むのは難しくなかったのだろう。
シーズンの早い段階でチームの絶対的存在になった。

■5位：エリアカン・マンガラ(マンチェスター・C)　DF　23歳　移籍金：4000万ユーロ
評価：C
はっきり言って木偶の坊クラス。老獪なデミチェリスからポジションを奪えなかった。
来シーズンこそプレミアに適応できるか注目。

■8位　アンデル・エレーラ(マンチェスター・U)　MF　24歳　移籍金：3600万ユーロ
評価：A
途中までプレミアの適応に苦しんだが、最近はチームの攻撃リズムを作る不可欠な存在になりつつある。同胞マタの存在も大きい。

■9位　ルーク・ショー(マンチェスター・U)　DF　18歳　移籍金：3500万ユーロ
評価：B
C寄りのB評価。
コンディション不足のままシーズン大半を過ごした。
年齢を考えれば、ビッグクラブ1年目はまだ仕方ないのかもしれない。来シーズンは万全のコンディションで臨みたい。

■9位　ロメル・ルカク(エバートン)　FW　21歳　移籍金：3500万ユーロ
評価：B
今シーズン完全移籍を果たしたが、チーム成績と相まって昨シーズンまでのようなプレーを発揮できているとは言いがたい。

■11位　セスク・ファブレガス(チェルシー)　MF　27歳　移籍金：3300万ユーロ
評価：S
プレミアを経験していることもあり、モウリーニョスタイルにもすんなり適応。
チームの攻撃のタクトを握る存在。プレミアのシーズンアシスト数も2位以下を大きく引き離している。

■12位　アダム・ララーナ(リバプール)　MF　26歳　移籍金：3100万ユーロ
評価：C
B寄りのC評価。
怪我で離脱することが多く本領を発揮したとは言いがたい。そもそも移籍金が実力に対して高すぎた印象がある。
とはいえ、今のリバプールには数少ないインテリジェンスある選手。2年目に期待したい。

■13位　トニ・クロース(レアル・マドリー)　MF　24歳　移籍金：3000万ユーロ
評価：S
アロンソの移籍に伴い、アンカーの役割を任されたが見事なパフォーマンスを発揮。
彼ほどのインテリジェンスがあれば、中盤ならどこのポジションでも世界トップレベルのプレーをしてみせるだろう。

■13位　アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー)　FW　23歳　移籍金：3000万ユーロ
評価：S
シメオネアトレティコにハマり、移籍1年目でレアル・ソシエダでの活躍以上のパフォーマンスを発揮。
自己シーズンゴール記録を更新中。シーズン30ゴールも視野に入った。

■15位　メディ・ベナティア(バイエルン・ミュンヘン)　DF　27歳　移籍金：2600万ユーロ
評価：B
怪我が多い。というか正直あんま印象ないので適当。

■16位　デヤン・ロヴレン(リバプール)　DF　25歳　移籍金：2500万ユーロ
評価：C
とにかく不安定。
ただでさえ不安定なリバプール守備陣にさらなる混沌をもたらした。

■17位　ラザル・マルコヴィッチ(リバプール)　MF　20歳　移籍金：2500万ユーロ
評価：C
ドリブルで抜けない、周りが見えない。どこが良いのかわからないレベルであった。リザーブリーグで使っとけレベル。
若く将来を見据えた投資でもあるため、一応これからに期待。

■18位　マリオ・マンジュキッチ(アトレティコ・マドリー)　FW　28歳　移籍金：2200万ユーロ
評価：A
B寄りのA評価。
チームスタイルにフィットしているとは言いがたいが、それでも既にシーズン20ゴールは立派。
シメオネも彼の闘争心を買っている。しかし、ここ2ヶ月近くゴールから遠ざかり、本人もイライラが募り気味。

■18位　フアン・マヌエル・イトゥルベ(ローマ)　FW　21歳　移籍金：2200万ユーロ
評価：C
ヴェローナで見せた馬力あるドリブルと強烈なシュートはほとんど見られなかった。
正直現段階では獲得は大失敗だったと言わざるをえない。
2年目に期待したい。

■20位　カラム・チャンバース(アーセナル)　DF　19歳　移籍金：2000万ユーロ
評価：B
まぁ、まだ若いしこんなもんでしょ。

■21位　マリオ・バロテッリ(リバプール)　FW　24歳　移籍金：2000万ユーロ
評価：C
結果は誰もが予想した通りだった。
ロジャーズに彼を扱いきれるわけもなく、相変わらずプレー以外のネタ記事が多かった。

■21位：アルバロ・モラタ(ユベントス)　FW　21歳　移籍金：2000万ユーロ
評価：A
途中出場が多いながらもゴールに直結する仕事で評価を上げ続け、最近では序列でジョレンテを追い越いた感がある。レアル・マドリーが買戻しオプションを有するが、本人の成長を考えたらユーベでプレーし続ける方がいいだろう。

▼21位：フィリペ・ルイス(チェルシー)　FW　28歳　移籍金：2000万ユーロ
評価：C
守備を重視するモウリーニョがアスピリクエタに全幅の信頼を置いているため、ポジションを奪うのは今後も難しく、移籍した方が本人のためかもしれない。
そもそもモウリーニョが好むタイプではないのに、何故獲得したのか謎である。

■21位　ダニー・ウェルベック(アーセナル)　FW　23歳　移籍金：2000万ユーロ
評価：A
サイドでプレーする機会も多いためゴール数こそ多くないが、マンU時代より明らかにプレーが良くなっている。
これはイングランド代表にとっても喜ばしいことだ。

■21位　ジェレミー・マテュー(バルセロナ)　DF　30歳　移籍金：2000万ユーロ
評価：A
当初はマテューの獲得に多くのバルセロニスタが懐疑的であったが、いまや彼の実力を疑う者はいないだろう。
バレンシア時代にSBからCBコンバートされて数年であるが、特に多くのことを要求されるバルサの最終ラインで問題なくプレーできている。

▼21位：マルコス・ロホ(マンチェスター・U)　DF　24歳　移籍金：2000万ユーロ
評価：B
プレー内容が特に酷いわけでもない。序盤のマンUの不調に巻き込まれた感もある。
しかし、この移籍金の高さはW杯でのプレーを見て衝動買いをした印象が否めない。
SB、CBで起用されたが、SB起用のがロホ本人もプレーし易いのではないだろうか。

■27位　チーロ・インモービレ(ドルトムント)　FW　24歳　移籍金：1850万ユーロ
評価：C
ゴール以外ではチーム貢献度が低いタイプのFWなので、点が取れなきゃしょうがない。
セリエA得点王になったあと、ユーベが彼を戻さなかった時点で地雷なのは目に見えていた。

■28位　イヴァン・ラキティッチ(バルセロナ)　MF　26歳　移籍金：1800万ユーロ
評価：A
移籍1年目にしてバルサで求められている仕事は高いレベルでこなしている。
しかし、仕方ないのかもしれないがセビージャ時代ほどの圧倒的なパフォーマンスはない。

■28位　アルベルト・モレノ(リバプール)　DF　22歳　移籍金：1800万ユーロ
評価：B
移籍当初は4バックのSBとして期待通りパフォーマンスを発揮していた。
しかし途中から3バックを採用し、WBになってからは元々問題のあった守備でのポジショニングがさらに露見され、彼のサイドから崩される場面が多く見られた。

■30位：ダレイ・ブリント(マンチェスターU)　MF　24歳　移籍金：1750万ユーロ
評価：A
特段高いキック精度やドリブル、スピードがあるわけではないが、
戦術理解度が高くCH、SBが高いレベルでこなせるチームのお助けキャラ。ファンハールのお気に入り。
怪我で離脱した以外は常に試合に出場。