■ どれが一番というのはなく全てが同じように感動したというのが正しいのだろう。ゲーム内容もさることながら試合後のシーンの数々に胸を打たれてしまう。

05-06はかなり記憶が薄れてきた。実は当時まだアーセナルファンだったこともあり、かなり複雑な想いで観ていたというのはある。もう一度映像を確認してみよう。

08-09は強いてどれが一番好きなビッグイヤーか？と問われるとこのシーズンを挙げるかもしれない。試合前シウビーニョ起用に心配の声が集まったが、レビーゴ氏の「彼はきっと大役を果たせますよ」というコメントにどれだけ安心したことか。試合後のシウビーニョの男泣きが未だに忘れられない。グジョンセンがチャビを肩車して称えたシーンも良かった。試合に中々出れない悔しさを抱えながら中々出来ることではない。

11-12は２年前以上にユナイテッドを圧倒したこともあり、まずは気分爽快だった。メッシの渾身の力を込めた怒りのミドルとビジャのループが美しすぎた。カップをアビダルが掲げたのが何と言っても感動的だった。ダニアウベスとアドリアーノとチアゴのオモロイ踊りのシーンとペップがカメラに向けたガッツポーズのシーンも忘れられない。まさか二人共バイエルンに行ってしまうとは。

で今回だが、チャビとピルロが抱き合ったシーンが一番素晴らしかった。メッシとルチョの抱擁にもグッと来るものがあった。テアシュテーゲンにもドイツ国旗を用意してあげたら良かったのになど細かい部分も気になったが、やはり今年もバルサイムノを聴きながら、めでたしめでたしの幸せに浸るばかりなのであった。