トップページ
(負荷軽減のため省略中)


[ 2015年08月04日 - 02:06 ]

【清水エスパルス、人気の大榎克己監督辞任】

■ 清水エスパルス、人気の大榎克己監督辞任〜大分を壊した田坂和昭監督就任でJ2降格決定的!!

いよいよ2015年も早くも8月到来だが、いきなり衝撃的なニュース・・・。
何と、J1リーグ清水エスパルスの大榎克己監督が辞任することになった!そして後任は、今年6月にJ2大分トリニータ監督を解任されて、清水のヘッドコーチとして戻ってきた田坂和昭氏が務める見込み。

清水の低迷ぶりからして、監督交代はあっても不思議はないとは思っていたが、それでも大榎監督がここまで監督を続けていたのは、一般的にはクラブのレジェンド・人気者で、数多の関係者からの人望が厚いからと見られていた。また、予算的に考えても、必ずしも後任にめぼしい人物が来てくれる保証もないという、消去法みたいな側面もあった。とはいえ、直近ではここ5年リーグ戦で全く歯が立たなかった横浜M相手に逆転勝利、さらには切り札鄭大世も同日決勝のアシストを見せるなど、若干希望が見えてきた状況なのに辞任しようというのはおかしい。

ただ、昨年から清水は、特にホーム戦で大量失点することが多いのも問題。アウェーでは時折引き締まった試合をして強敵を抑えたり、負けても0-1と納得できる試合も見られたが、戦力が厳しくて脆そうなチームというのは、やはりホームで勝てないと苦しくなるもの。過去に降格したFC東京や柏も該当の年にはホームでほとんど勝ってなかった。それに、今年だけ見ても、開幕はシンプルな試合運びで鹿島を下し、次のアウェー新潟戦も0-0とまずまずのスタート。当初は細かいパス回しを控えてでも手堅く勝ち点を獲ると報じられていたのに、4節あたりからは昨年失敗したパスサッカーに戻り、案の定苦戦続き。その後神戸や川崎に勝利、浦和に惜敗した時には、若手を少しずつ組み込んだハイプレスからの早いパス回しがハマり、後期に期待を抱かせたこともあったが、その後は特にホーム戦で安易な失点が増加。怪我人続出の時期もあったが、それにしても4試合くらいの周期でブレることが多すぎだ。また、降格と無関係のナビスコ杯予選では若手主体でパスサッカーを目論んだが、リーグ戦と完全に区分けしすぎたのも戦術徹底の面で裏目に出たような気がする。

そもそも残留争いを余儀なくされたチームで成功(残留)したチームは、2013年までの大宮を筆頭に、守備を固め、いざとなったら夏に強力な外国人をうまく獲得し、そのFWの得点力に賭けるというのが常套手段となっている。攻撃を優先したチームは2012年のG大阪など概ね降格している。清水はG大阪ほどの得点力はないが、それでもシュート数の少ない割には決定率は高いというケースが2004年くらいから散見される。それならやはり残留を確定するまでは守備をとことん固め、少ないチャンスをどこかで活かす、それができなければせめて0-0狙いを徹底させるべきではないのか。今年であれば、鄭大世が加入し、これから2週間弱の間に連携を深めれば、残留セオリーの戦いも少しは熟成できるはず。だからこそ、大榎監督にはこの2週間弱を残留セオリーの戦術強化に尽くしてほしかった。

それにしても、よりによって大分監督5年目で一気に最下位(その後26節終了時点では20位)まで転落し、解任された田坂氏をヘッドコーチに迎え、さらにこれから監督を任せようとは信じられない!J2では少なくとも中位くらいは保証できるようなチームをとことん転落させ、しかも、清水よりキャリアで劣るような選手からも白眼視されるような人物で大丈夫なのか?田坂氏も清水OBで過去コーチ経験はあるが、一度ついた負け癖というのは簡単には払拭できるものではない。大榎監督が腹をくくれば実現できたかもしれないやり方も、田坂氏では台無しにしそうな気がする。予想通り残留セオリーの戦いをやらないならもはやJ2降格は決定的だ!

だが清水は昨年からリーグ戦では比較的集客率はいいように思える。ホームでの空席は比較的少ないようだし、まさに近年のG大阪や大宮が降格した年に見られた「見納め特需」といえよう。要は「今回J2降格したら来年からは応援しない、だから今年は最後まで精一杯応援する」と考えているサポーターが多いのだろう(もっとも今年の大宮は首位ということもあり、土日なら概ね11000人くらい集客できているが)。どうせ降格するにしても、クラブとしてはできるだけ最善の知恵と気力だけは見せてほしい!そうすれば今回仮に磐田がJ1復帰に失敗し、史上初のJ2静岡ダービーが実現されることになっても、それなりに熱気は保たれるはず。清水の場合、降格したらG大阪や磐田、大宮よりは主力の流出が濃厚と見られるが、選手たちは最後まで残留のために死力を尽くすべきだ。そして降格してもサポーター達が少しくらいは溜飲を下げるようにするべきではないか。

J2静岡ダービー実現の可能性が見えてくるなど、もはや静岡=サッカー王国というのは通じなくなっているが、それでも戦う姿勢だけは失ってはいけない。それが最後の誇りにはなるのだから・・・。



スレッド作成者: サントス (2LcxUQFyG8U / F1Ka8.9r3t2)

このトピックへのコメント:
お名前: コメント: ID Key: IDを表示
悪質な誹謗・中傷、読む人を不快にさせるような書き込みなどはご遠慮ください。 不適切と思われる発言を発見した際には削除させていただきます。
(08/04 - 11:45) 江尻みたいにユースの監督を地道にやるしかないだろうな
(08/04 - 08:30) 大榎は当分Jの監督できないだろうなあ
(08/04 - 06:24) 単純な話、ダメ監督としてネタにされるあの男前田よりも成績が悪いんだから辞めて当然でしょう。前任者のゴトビとなんか比較にもならないほどの酷い成績。後任が田坂でいいのかという話はまた別の話
(08/04 - 06:02) 田坂にはFootの密着の中で嬉しそうに早々に一方的な展開になったスウォンジーvsチェルシーの映像を見てたのを見てはっきりと疑問符がついたな
(08/04 - 04:47) サポが最後の誇りとか言ってたらまあ落ちるだろうね。
(08/04 - 04:34) まあ主が田坂に全然期待してなくて、残留を諦めてるのだけはよくわかったよ。
(08/04 - 04:30) それと動員についてだが、今年は明治安田生命から動員がかかっているので集客がいいといっても清水サポが見に来ているとは限らない。実際大榎がやっている限り見に行かない、行きたくないという意見は結構耳にした。
(08/04 - 04:30) 後任については現時点ではおそらく田坂しか選択肢がなかっただろう。田坂自身も一緒に辞めるつもりだったのに、大榎に説得されてなんとか「代行」という形で留まってもらったに過ぎない。そもそも1st終了時点で大榎は進退伺いを出していたので他の後任探しも多少はしていたはずだが、結局みんな断られたんじゃなかろうか。
(08/04 - 04:29) 加えて大榎に戦術の路線変更は無理だろう。最下位に転落し負けが続いてもやり方を継続していくと常々口にしていた。まあ前任者が「エスパルスらしいサッカーじゃない」とかいってコアサポ連中にバッシングされていたし、やろうとしても能力的にできなかっただろうが…
(08/04 - 04:29) 気になる点をいくつか。大榎の辞任は横浜戦の前日に決まってた。だから横浜戦は実質田坂がようなもんだろう。
(08/04 - 03:44) 誰だよ。要するに大榎と一緒に落ちたかったんだろうがクラブは絶対に落ちたくないから監督交代に踏み切ったんだよ。あの大分をJ2の6位とか7位に持ってきた実績と新米の大榎が実績も違いすぎる。こうゆう奴に限って手のひら返すのも速いから嫌なんだ