■ ブラジルW杯のギリシャ戦は日本も守備的になるべきだった。そうした方がチャンスを作れたはず。何故なら、ギリシャは格上との対戦に慣れていて、アジアのチームとの対戦には慣れていない、日本はギリシャと同格のチーム。テクニックでは優れなくても、フィジカルで言えば、ギリシャの方が上。ギリシャは自分達が守備的な戦いをして、格上を封じ込めるのに慣れている。だから、日本レベルのチーム相手にひいて守られるとそれこそ苦しんだはず。
ギリシャはもともと守備的に試合を進めるのが得意なのだから、こちらが守備を捨てて攻撃ばかりしかければ、それこそギリシャの思う壺。実際、ギリシャはあれだけ押し込まれていたのにそれなりチャンスを作れていたし、シュートもきっちり枠に入れていた。
ギリシャはカウンターを仕掛けるのが得意でも、カウンターを止めるのにはそれほど慣れていないはず。無理にボールをキープしようとせず、むしろ日本も守備的になって、相手にボールを持たせていればチャンスがあった。