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[ 2015年09月01日 - 00:43 ]

【現U-17ポルトガル代表は新たな黄金世代か】

■ 先日まで行われていたU-17国際大会である「セント・ジョージズ・トーナメント」には地元イングランド、イタリア、ポルトガル、トルコの4チームが参加し、総当たりで挑んだこの大会は見事ポルトガルが栄冠を手にした。

優勝ポルトガル  勝ち点9 15得点 3失点 
2位 イングランド 勝ち点6  8得点 8失点
3位 イタリア   勝ち点3  2得点 9失点
4位 トルコ    勝ち点0  1得点 6失点

全チームの成績を表すと上の表になるのだが、驚くべきはポルトガルの圧倒的強さ。
初戦のトルコに2−0、次戦イタリアに6−0(イタリアに6点差をつけたのはA代表、ユース年代の試合も含めて史上初めての出来事)、勝ち点6同士で優勝が懸かったイングランド戦は7−3とこれもある程度の点差がついた試合となった。

ちなみにイタリア、トルコがどのようなメンバーで挑んだかは皆目分からないが、イングランドは地元で行われる大会ということで、ユース年代でかなりの強さを誇るマンチェスターシティから4人を招集するなど、結構本気モードであったようだ。

ではポルトガルの主なタレントを紹介すると・・・

GK ジョアン・ヴァージニア(アーセナル) ベンフィカユース出身。15歳ながら1m90cmの高さを誇り、1対1に特に強く足元の技術にも優れている。現在のポルトガルで最も期待されるGKの一人であり、今夏のユナイテッド入りが有力視されながら一転アーセナルに加入した。イタリア戦での完封勝利に大いに貢献。

左SB ルベン・ヴィナグレ(モナコ) スポルティングユース出身。超攻撃的なサイドバックであり、その巨大な素質から今夏バルサを始めとする欧州各国のチームから狙われていたものの、最終的にはモナコを選び、バルサを振った選手として一部で話題になった。理由の一つにはモナコにポルトガル人が多いということであったようだ。

攻撃的MF ドミンゴス・クイナ(チェルシー) ベンフィカユース出身。2,3年前にチェルシーに加入。素晴らしいテクニックと肉体的な力強さを併せ持ち、得点力にも目を見張るものがある。実際にイタリア戦でのハットトリックだけではなく、トルコ、イングランド相手にも1点ずつ決めており、計5得点で大会得点王に輝いた。

左WG ジョアン・フィリペ(ベンフィカ) タレント揃いのこの年代のポルトガルの中でも最高の宝石である「クリスティアーノ・ロナウド2世」。そのテクニック、ドリブル、スピード、得点力はまさに偉大な先達をほうふつとさせる。バルサ、レアル、プレミアのビッグクラブ(特にシティ)から熱視線を集めていたが、この夏ベンフィカと長期契約を結んだ。今大会ではイングランド戦でハットトリック。この先覚えておいて損はない本物の真珠である。

CF ジョゼ・ゴメス(ベンフィカ) ベンフィカU-19のカテゴリーでは1999年生まれでありながら、ジョアン・フィリペと共に2枚看板を形成(現時点で3試合で6得点とU-19カテゴリーで猛威を振るう)。身長はさほど高くないものの、パワー、爆発的なスピードを持った完全なストライカーと言われている。ポルトガルのCF問題を解決しうる素材として、今から国内の期待を大いに集めており、今大会でも2得点を決めている。


ポルトガルのユース代表は近年復活気味で、昨年のU-17欧州選手権ではベスト4(ポルトのルベン・ネべスが主将を務めた)。U-19欧州選手権は一昨年のベスト4、昨年はドイツに敗れ準優勝だった(今夏シティからモナコに加入したマルコス・ロペスが大いに活躍)。

そして今年はU-20W杯ではベスト8に終わったものの、その強さが大いに評価された。また、U-21欧州選手権では準決勝でドイツを5−0で破るなど、活躍ぶりが際立つ。本当にこの世代のポルトガル、そしてほかの世代も含めてポルトガルは復権しつつあるのか。これからも気長に見守りたいと思う。



スレッド作成者: あ (D10mcc4fzu2)

このトピックへのコメント:
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xjikkuxfx (01/20 - 10:25) NQIzbNfO
(09/01 - 08:30) やっぱスーパースターの影響はデカイな
(09/01 - 01:01) 現在が悲惨すぎるからな
(09/01 - 00:46) プレミアに引き抜かれなくなって強さが戻ってきたんだよ。あーあGK行っちゃったか。それは潰れるな