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スコットランドにとっては、ワールドカップ初戦となる。
一方、19日の初戦で優勝2回の南アフリカ代表を倒した日本。
目標とする決勝トーナメント進出に向けて、格上相手に今回も勝利を挙げることができるか。

スコットランドの指揮官はニュージーランド出身で、クレルモン（フランス）などで実績を挙げたヴァーン・コッター氏。
ボールを展開するラグビーへとチームを変貌させた。
その中心はやはりキャプテンのSH（スクラムハーフ）グレイグ・レイドロウだ。
日本はプレースキックも担当する彼にプレッシャーをかけてペースを握りたい。

またFWには2mを超えるLO（ロック）グラント・ギルクリスト、スーパーラグビーでハイランダーズの優勝に貢献したFL（フランカー）ジョン・ハーディーなどがいて、セットプレーも強い。
FBは世界最高峰の1人と称されるスチュアート・ホッグで、タレント揃いだ。

日本としては、南アフリカ戦と同様にどこまで自分たちのペースで試合を進められるかが焦点となる。
ただ、中3日ということで、初戦からはメンバー変更があった。
FLリーチ マイケルキャプテン（東芝）、
HO（フッカー）堀江翔太、
SH（スクラムハーフ）田中史朗（以上パナソニック）、
FB（フルバック）五郎丸歩（ヤマハ発動機）
ら中軸のメンバーは大きく変わらないが、2年前のスコットランド戦（17-42で敗戦）で2トライを挙げている
WTB（ウィング）福岡堅樹（筑波大学）が入るなど先発は6人を入れ替え、
LO伊藤鐘史（神戸製鋼）が新たにベンチ入りした。

初戦の勝利で日本への警戒感が強まるなかで、セットプレーとディフェンスでプレッシャーを与えつつ、前半からトライを取りに行けるか。
グロスターのキングスホルム・スタジアムは日本代表が現地入りして行った、9月5日のジョージア代表戦で経験済み。
このとき13-10で勝利していることも心強い。

南アフリカ戦後、エディー・ジョーンズ ヘッドコーチは「日本のラグビーの歴史はまだ完全に変わっていない。
準々決勝に進まなければ、この勝利が無駄になってしまう」と言った。
南アフリカに続いて強敵・スコットランドを倒してさらなる歴史を作り、ベスト8進出に向けて大きく前進することができるか。

http://www.jsports.co.jp/press/article/N2015092201213503.html

日本テレビ系
ラグビーワールドカップ2015イングランド　「日本×スコットランド」
2015年9月23日（水） 22時15分〜24時25分