■ ナイキのフィル・ナイトが会長職を退任へ
現在77歳のフィル・ナイトは、1964年にナイキの前身となる「ブルーリボンスポーツ」社を設立、1971年に「ナイキ」として事業を開始した。
マイケル・ジョーダンがNBAに入ったのが1984年。そして、ナイキでは「彼との契約は賭けだった」とも言われるが、ナイキは5年250万ドルの契約を交わす。そして、ジョーダンはナイキが彼のために特注した赤と黒のシューズを履くようになり(当時、NBAでは白のシューズしか認められておらず、ジョーダンとナイキは罰金払いながらのプレーになった)、これがさらに話題を呼んだ。1985年、エアジョーダンがナイキからリリースされ、これは爆発的なヒットとなり、一年で1億3000万ドルを売り上げ、当時、低迷していたナイキを蘇らせたのである。
それだけではなく、エアジョーダンの発売後、スニーカーとバスケットシューズは、サブカルチャーではなくなった。バスケットシューズはアメリカでの売上の6割を占めるまでになり、その後のスニーカーブームに繋がっていく。
「フィル(ナイト)とナイキがやったのは、わたしを夢の対象にすることだった」
という言葉が端的に表している。ナイキはヒーローを作り上げたのだ。スポーツ選手を使って売り込みをかける、というのは、それ以前から頻繁に使われてきた手だった。しかし、ナイキはそれを一歩前に推し進めてしまった。自身でヒーローを生み出しはじめたのだ。どういう事かというと、選手のイメージを作り上げて、選手を神格化させていったんだ。選手のブランディングを徹底的に会社ぐるみで行うようになった。
http://pal-9999.hatenablog.com/entry/2015/06/12/034144
[ 2015年09月28日 - 20:59 ]
【ナイキのフィル・ナイトが会長職を退任へ】
このトピックへのコメント:
( ゜ё゜) (09/28 - 21:04) しかしマイケル・ジョーダンなら〜以下略