■ 【ソウル聯合ニュース】国際サッカー連盟(FIFA)の次期会長選への出馬を表明している
鄭夢準(チョン・モンジュン)FIFA元副会長は6日、ソウル市内で記者会見を開き、
「FIFAが私に計19年の資格停止という制裁を推進している」と主張した。資格停止処分を
受ければ、来年2月の会長選に立候補できなくなる。
鄭氏は会見で、FIFA倫理委員会が調査を進めている鄭氏の過去の寄付金に関する疑惑に
ついて、「私がFIFA内部の核心を正面から狙ったため攻撃の対象になった」との認識を示した。
鄭氏の説明によると、FIFA倫理委は鄭氏が2010年のワールドカップ(W杯)招致の
過程で7億7700万ドル(現在のレートで約935億8000万円)相当の基金を創設し
サッカーの発展のために使うとする書簡を世界のサッカー関係者らに送ったことについて、
15年の資格停止を推進している。さらに、鄭氏が倫理委を批判したことについて4年の
資格停止を科そうとしているという。
鄭氏は今回の選挙で自身の候補資格が脅かされる可能性が高いとしながら、「彼ら
(ブラッター会長側)は私の候補資格を毀損(きそん)することにとどまらず、FIFA
会長選挙を毀損し、FIFAそのものを破壊している」と語気を強めた。
これに先立ち、FIFA倫理委は鄭氏が10年に洪水被害に遭ったパキスタンと地震に
見舞われたハイチに贈った寄付金のほか、W杯誘致過程で7億7700万ドルの基金を
創設しサッカーの発展に尽くすとする公約を掲げたことについて調査を始めた。
一部で鄭氏がパキスタンに寄付金を贈った時期がFIFA副会長選挙を控えた時期だったと
指摘されたことに対し、鄭氏は「1990年代から人道的な支援を続けてきた」と疑惑を
否定した。
また、「倫理委は絶対にブラッター会長を攻撃しない。倫理委はブラッター会長の殺人
請負業者と言われている」と激しい表現で非難した。
聯合ニュース
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/10/06/2015100602263.html
[ 2015年10月06日 - 18:35 ]
(10/06 - 18:52) 人道的支援を(自分や韓国代表に)やってきた。