■ 「ジダンの最後の試合か?」決勝トーナメント以降、常にこの話題が挙がった。新旧ファンタジスタ対決として、「ジダンvsロナウジーニョ」と考えていたが、ロナウジーニョにいたっては、試合から消えていた。骸骨のような顔がへらへらと笑っていたシーンあったが、その笑い顔が消えた時には、すでに試合はジダンの手中にあった。
2006年7月1日 ワールドカップ 準々決勝
この試合、ジダンは明らかに一人だけワンランク上のプレーをしていました
なんと73タッチ、59パス、6ミス
ロナウドが鮮やかにシャペウ(頭上を越して抜き去ること)を決められる
翌日の新聞はフランスのシャンパンサッカーの称賛の嵐
ジダンの評価は異例の9.0。
対照的にブラジルはロナウジーニョは大会で最も期待を裏切った選手と酷評され、カカーでさえも「プレーよりも文句の方が多かった」と容赦なく叩かれた。
パレイラ監督に至っては採点0.0 敗戦の主犯格扱い
ジダンに完全な自由を与えたのだ。彼を取り囲むように、ワントップのアンリ、左右のリベリーとマルーダ、後方のビエラとマケレレが四方からサポートする。それまで分散気味だった組織プレーエネルギーを、すべて、ジダンが描写するイメージに集中させたのである。そしてジダンとともにフランスが蘇った。スペイン戦での「自信と確信の高揚」。そして、ブラジルとの勝負マッチという極限のモティベーション。フランスが「ブレイク」するのは自然な流れでした。それにしてもジダンの「切れ」は、まさに全盛期でした。
この試合ほど一生懸命にディフェンスにも精を出したジダンは久しく見なかったですからね。
[ 2015年12月05日 - 08:53 ]
(12/05 - 10:41) 好き嫌いあるだけで評価されないなんてことはない、言ってしまえば低評価も評価だし
(12/05 - 10:36) だであるvsですます
(12/05 - 10:24) これが日本で見れたら最高だったのに
(12/05 - 10:21) で、優勝したのかね?
(12/05 - 09:51) しつこい
(12/05 - 09:42) 頭突き