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　三浦俊也監督率いるU-23ベトナム代表は12月12日にハノイ市ハンダイスタジアムでJFL選抜と親善試合を行い、0-4で大敗した。今回の親善試合は、U-23ベトナム代表にとって、リオデジャネイロ五輪予選を兼ねたAFC U-23選手権2016（カタール：2016年1月12日〜1月30日）に向けた準備。

　キャンプで負傷者が続出しているベトナムは、この試合で多くのメンバーをテストした。試合は、序盤からJFL選抜にペースを握られる苦しい展開となった。ベトナムは11分、相手の効果的な攻めから、最後は、FW山田裕也に決められて先制を許す。その後も再三ゴールを脅かされるが、なんとか凌いで、前半を1点のビハインドで折り返す。
　後半に入ると、ベトナムは攻撃的なメンバーを投入して打開を図る。しかし、流れは変わらず、前半同様ロングボール中心のカウンターに終始した。ベトナムは、運動量の落ちないJFL選抜の激しいプレッシングに苦戦。61分、83分、85分と立て続けに失点し、終わってみれば、0-4の大敗となった。
　大敗を喫したものの、若きベトナム代表にとっては、ウィークポイントが明白となり、多くの教訓を得られた試合でもあった。なお、U-23ベトナム代表とJFL選抜の親善試合第2戦は12月14日に行われる。
結果：U-23ベトナム代表 0-4 JFL選抜
得点者：11分（山田裕也）、61分（富田湧也）、83分（内野裕太）、85分（荻原健太）