■ 「サッカー・強化試合、Ｕ２３日本代表２−１Ｕ２３シリア代表」（６日、カタール・ドーハ）

　リオデジャネイロ五輪を目指すサッカーＵ−２３日本代表は６日、アジア最終予選を兼ねたＵ−２３アジア選手権が開催されるカタール・ドーハでＵ−２３シリア代表と非公開で強化試合を行い、ＭＦ南野拓実（２０）＝ザルツブルク＝が２得点を挙げ、２−１で勝利した。手倉森監督が対外試合を非公開とするのは、１４年１月のチーム立ち上げ以来初となる。

　日本協会によると、先発メンバーにはＦＷ久保裕也（２２）＝ヤングボーイズ、ＭＦ南野ら主力が名を連ねた。

　前半３６分に南野のゴールで日本が先制。後半１５分にセットプレーから同点とされたが、同２５分に南野が決勝点を決めた。

　昨年１２月の中東遠征では２試合連続でスコアレスドローに終わるなど深刻な得点力不足に陥ったが、昨年３月の五輪１次予選（マレーシア）以来の招集となった南野がチームに３試合ぶりのゴールをもたらした。南野は「最終予選の相手に勝てたことは自信になった」と振り返った。

　日本は７日にもＵ−２３ベトナムと非公開で強化試合を行う。１次リーグＢ組の日本は、１３日に北朝鮮、１６日にタイ、１９日にサウジアラビアと対戦する。Ａ組のシリアとは準々決勝で対戦する可能性がある。

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