■ FIFAは現地時間5日、シャフタール・ドネツク(ウクライナ)に所属するブラジル代表MFフレッジに対し、ドーピング違反に対する処分の適用範囲を拡大したことを発表した。
同選手はシャフタールで今後4カ月、試合に出場できなくなる。
フレッジは昨年チリで開催されたコパ・アメリカでのドーピング検査で、利尿剤のヒドロクロロチアジドの陽性反応が検出された。
これを受け、CONMEBOLは昨年12月、同選手に1年(2015年6月27日に遡っての発効)の出場停止処分を科した。
ただし、適用範囲はCONMEBOL主催の大会に限るとしていた。
しかし、FIFAの規律委員会は5日、「国内外を問わず、親善試合でも公式戦でも、あらゆる試合に適用される」と、処分の範囲を広げたことを発表。
所属先のシャフタールの試合も対象とし、フレッジに1年(2015年6月27日に遡っての発効)の出場停止処分を科した。
フレッジは6月27日以降、代表戦には出場していない。
FIFAの裁定を待つ間、チャンピオンズリーグの10試合を含めシャフタールでは試合に出場し続けていたが、今回の処分により6月までクラブチームの試合にも出ることができなくなった。
ウクライナリーグは現在ウィンターブレイク中。シャフタールの次戦は18日のヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦、シャルケ戦となる。
[ 2016年02月06日 - 13:31 ]