■ ＡＣＬプレーオフ　ＦＣ東京―チョンブリ（２０１６年２月９日　味の素スタジアム）

ＦＣ東京が９日のＡＣＬプレーオフで対戦するチョンブリ（タイ）が“本気モード”で来日することが判明した。

昨年も２月１７日に同プレーオフで柏と対戦したが、大半の選手が来日したその足で静岡県御殿場市のアウトレットやドン・キホーテに直行。
現地初練習に参加した選手はわずか５人だったという。
さらにスタッフも試合用ユニホームを忘れる大失態。
日本のスポーツ店で急きょ“即席ユニホーム”を作製したが、着替えはなく、各選手は延長戦を含む１２０分を１枚で戦い抜いたという。

ただ、昨年の“ゆるゆるモード”から一転、今年は悲願の予選突破へ万全を期しているようだ。
選手には既に観光禁止令が発令。
寒さに弱いというデータもある中、試合会場の味スタで行われる８日の公式練習も、気候になれるため試合開始と同じ午後７時半スタートを譲らなかったという。

昨年も試合が始まると柏に延長戦の末に２―３で敗れながらも善戦しており、ＦＣ東京の城福監督も「彼らの去年の経験を、我々は甘く見ていない」と警戒していた