トップページ
(負荷軽減のため省略中)


[ 2016年02月25日 - 23:24 ]

【日本サッカー強化のカギは“弱点”のフィジカル】

■ 日本サッカー強化のカギは“弱点”のフィジカル…世界と「戦う」力を持つ選手育成へ
SOCCER KING 2月25日(木)22時48分配信

25日、日本サッカー協会(JFA)の霜田正浩技術委員長が日本サッカー強化指針に基づく「アクションプラン1」として「FOOTBALLER×ATHLETE Project」の発表を行った。
強化指針は、日本サッカーの長所と短所を分析した上で、目指していく方向性を示したもの。
「原点回帰」「Japan’s Way」「世界基準」の3項目からなっており、各年代別代表チームの評価や代表選手選考のベースを示したものでもある。

記者会見の冒頭、霜田委員長は強化指針についてのイメージ映像を昨年の各代表チームの試合シーンから抜粋して見せた上で、「世界基準」を意識した上での課題として「フィジカルコンタクト」の分野に触れた。
日本サッカーの弱点と言われて久しい分野であり、「フィジカルコンタクトで勝てないから、素早くボールを動かして当たらないようにしよう」という話が典型だが、「フィジカルコンタクトで勝てないから」というのは、日本サッカーについて考えるときの前提条件になってきた面がある。
ただ、先日のAFC U−23選手権(リオ五輪アジア最終予選)でも明らかだったように、日本がボールを支配できた試合はタイ戦くらいのもので、「アジアにおいてすら、僕らの強みが強みじゃなくなる時代が来てしまうのかもしれない」(霜田委員長)という現実もある。
霜田委員長は「決して強みであるテクニックやパスワークを磨いていくことを捨てるわけではなく、むしろより徹底させていく」としたうえで、「弱みを弱みのままにしていかないことを考えていかないといけない」と強調し、フィジカル強化に向けたアクションプランを打ち上げた。
大きな流れとして「フットボールがアスリート化していっている」傾向が明確にある中で、「テクニックだけでは戦えなくなっている。日本の強みを出すためにも、フィジカルアビリティを向上させたい」(霜田委員長)ということである。
もちろん、「陸上選手やボディビルダーを作りたいわけではありません」(同委員長)。
まずベースに置くのは「日常トレーニングでのデュエル(決闘の意だが、転じて1対1の競り合い)の推奨」。
コンタクトプレーを伴う練習を奨励して、接触に強い選手を自然と作ることを目指した上で、「フィジカルアビリティの全体的なベースアップ」「年代に応じた筋力アップトレーニング」で強化を図っていく。
そのために「(フィジカルに関する)専門家の育成、普及、浸透」も図るという。

会見で霜田委員長が何度も強調したのは「サッカーのパフォーマンスを上げることが目的で、筋力アップが目的ではない」ということ。
「みんなが筋トレやればいいと曲解されてしまうと困る。長期的、科学的、戦略的に取り組んでいかないといけない」とした上で、「方法を知らないクラブ、学校には、そのためのメニューや映像をどんどん情報として提供しますし、相談にも乗っていきたい」と意欲を語った。
年代ごとにメニューは細分化される見込みで、協会内のプロジェクトチームが対応に当たる。
先に行われたJリーグの強化担当者会議でも先行して発表されていたが、35クラブ前後からメニューの提供を受けたいという申し出があったという。
すでにU−16日本代表にもコンディショニングコーチが新年度から新たに配置され、フィジカル強化のためのプロジェクトは水面下でスタートを切っている。
Jリーグの各クラブにいるフィジカルコーチなどの専門家とも連係、情報共有を図りながら、「日本は日本の武器をまず伸ばしていく。その上で、強みを生かすために(フィジカルコンタクトという)弱みの部分も伸ばしていくことに注力」(霜田委員長)していくことになる。

フィジカルトレーニングについては様々な理論が交錯しており、失敗例も少なくない。
たとえば筋力をつけた結果として、それまで強みだった持久力が消えてしまったというのでは話にならない。
ただ、「上手くいかないことがあるから、やらない」というのでは永久に進歩するはずもなく、チャレンジしていくことでノウハウの蓄積も生まれて、理論も発展していくというもの。
長友佑都(インテル)、本田圭佑(ミラン)、武藤嘉紀(マインツ)、あるいはかつての中田英寿のように、トレーニングの蓄積によってサイズで上回る相手に対して「戦う」力を得た選手は実際にいる。
目指す舞台を高く設定するなら、日本サッカー界全体としてトライしていく意義はあるに違いない。



スレッド作成者: フィジカルコンタクト (uXw/HrV5SoU)

このトピックへのコメント:
お名前: コメント: ID Key: IDを表示
悪質な誹謗・中傷、読む人を不快にさせるような書き込みなどはご遠慮ください。 不適切と思われる発言を発見した際には削除させていただきます。
(02/26 - 17:18) サッカーでは技術判断が大事だけどフィジカルも重要で、日本は世界を取るための最低限のフィジカルには達してない。海外の血を入れることも考えないと
(02/26 - 10:21) 日本は前より強くはなっていると思うが、成長のスピードとしては鈍化してる。とは言え、今までの成長のスピードが早すぎただけだろうがね。
(02/26 - 10:18) 日本が弱くなってるってより、全体的な底上げがなされて来てて、以前ほどの優位性が出せてないだけじゃないかな。
(02/26 - 10:06) メンタル面もな。世代が変わるたびに弱くなってる気がする。良くも悪くも感じない奴が多いのかな。
(02/26 - 10:05) 基礎体力、精神力、戦術の順かな。俺もJFA頑張れ!と言いたい。
(02/26 - 09:50) 総合的に運動能力が向上すればなんでもいい
(02/26 - 09:22) まーた国内専用機を量産してるのかよwww
(02/26 - 08:56) 決定力不足はどこの国でもどこのリーグでも言われてるよ。メッシやロナウドでさえ母国に帰れば言われるんだから。シュート技術が上がると同時に戦術も進化しシュートを防ぐ術も上がってる。フィジカル伸ばすのは結構だけど、大事なのはプレッシャー受けた中でも技術を発揮できること。日本人が一番足りないのはそこ。フィジカル上げれば解決できる問題なのだろうか。そんな単純なものではないと思う
(02/26 - 08:14) 日本をあげてこういうのに取り組むのは大事。日本サッカー協会頑張れ!
(02/26 - 07:53) 帝京ラグビー部に師事してもらえ
(02/26 - 06:15) 戦術面もまだまだ
(02/26 - 05:55) あとシュートな。昔よりだいぶ改善されたけどまだまだ決定力が足りない。
(02/26 - 05:51) ユース年代に肉体強化する練習しなさすぎるとは昔から言われてるね 栄養面含めてそこ変えていかないと
(02/26 - 01:21) ↓キチガイ乙
(02/26 - 00:57) こういう方針とかハリルホジッチの指摘とかには、Jオタはいつもだんまりを決め込む
(02/26 - 00:17) 正直日本サッカーは成長してないよな。成長してるかもしれんが、他国も成長してるから追いつかないし追い越せない
(02/26 - 00:15) ↓それいいね!
(02/26 - 00:13) 相撲部屋に入門して四股を教えてもらえ。四股ふみはフィジカル強化になると思うぞ
(02/26 - 00:12) ↓わかる
(02/26 - 00:08) 心技体・・・メンタル面もなぁ。
(02/26 - 00:01) 視野の狭さやろなあ
(02/25 - 23:43) 中田、本田、岡崎、武藤、長友みたいな選手を増やせ!
(02/25 - 23:40) 南米みたいに小学生でも削りに行くようなスライディングするようにならないと
(02/25 - 23:38) ユースの試合を見たらフィジカルコンタクトの少なさに驚く
(02/25 - 23:33) この問題の根本的な解決は、成長期でのトレーニングと徹底的な栄養管理と食指導抜きには語れない