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[ 2016年03月03日 - 17:57 ]

【冬の高額移籍選手トップ10】

■ 冬の高額移籍選手トップ10。中国クラブが“爆買い”で上位を独占
フットボールチャンネル 3月3日(木)11時0分配信

2月26日をもってクローズされた中国の移籍マーケット。今冬は中国のクラブが“爆買い”で市場を席巻することとなった。
今回は、2015-16シーズン冬の移籍市場で移籍した選手のうち、移籍金が高額だった選手10人を紹介する。
(移籍金は1ユーロ125円で計算)

10位:アンドロス・タウンゼント(ニューカッスル)
【ポジション】MF
【移籍元と移籍先】トッテナム→ニューカッスル
【移籍金】1570万ユーロ(約19億6250万円)
今年1月にトッテナムからニューカッスルへ移籍金1500万ユーロ(約18億8000万円)で完全移籍を果たした24歳のイングランド代表MFアンドロス・タウンゼント。
トッテナムの下部組織で育ち、トップチームに昇格後はワトフォードやリーズ・ユナイテッド、バーミンガムやクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)など9クラブにレンタル移籍して経験を積んだ。
そして今回は完全移籍という形でニューカッスル入りを果たしている。
U-16からU-21までの各世代別イングランド代表として活躍し、2013年10月に行われたモンテネグロ戦で代表デビューを果たした。
現在までに通算9試合に出場し3得点を決めている。
24歳ながら経験は豊富で、18位に沈むニューカッスルにとって大きな戦力となりそうだ。

8位タイ:ジョンジョ・シェルヴェイ(ニューカッスル)
【ポジション】MF
【移籍元と移籍先】スウォンジー→ニューカッスル
【移籍金】1600万ユーロ(約20億円)※8位タイ
今年1月にスウォンジー・シティからニューカッスルに移籍金1500万ユーロ(約18億8000万円)で完全移籍で加入した23歳のイングランド代表MFジョンジョ・シェルヴェイ。
2021年6月の5年半契約という好条件でニューカッスルに迎え入れてもらったことから期待の大きさが見て取れる。
アーセナルやウェスト・ハム、チャールトン・アスレティックなどの下部組織で育ち、16歳の若さでトップチームデビューを果たした。
その後、2010年にはリバプールに移籍し3年間過ごした後、2013年にスウォンジーに加入している。
U-16からU-21までの世代別イングランド代表として活躍を果たした後、2012年10月に行われたサン・マリノ戦で代表デビューを果たし、これまでに通算6試合の出場経験を持っている。
今季は残留争いに巻き込まれているニューカッスルだが、シェルヴェイの力を借りてプレミアリーグ残留を果たしたいところだ。

8位タイ:ジェルソン(ローマ)
【ポジション】MF
【移籍元と移籍先】フルミネンセ→ローマ ※移籍後すぐフルミネンセにローン移籍
【移籍金】1600万ユーロ(約20億円)※8位タイ
バルセロナとの獲得競争の末、ローマが獲得したジェルソン。
1997年生まれの攻撃的ミッドフィールダーは、2014年8月にフルミネンセのトップチームに昇格。
同年の11月にはブラジルのU-20代表に招集され、南米ユース大会に臨んでいる。
今冬、ローマに950万ユーロ(約11億9000万円)の移籍金で移籍したが、移籍元であるフルミネンセに即ローン移籍というかたちで、そのままブラジルでプレーしている。

7位:ウマル・ニアス(エバートン)
【ポジション】FW
【移籍元と移籍先】ロコモティフ・モスクワ→エバートン
【移籍金】1790万ユーロ(約22億3750万円)
ウマル・ニアスは現在25歳のセネガル人フォワードだ。
センターフォワードと両ウイングをこなす器用さを持ち合わせ、ロコモティフ・モスクワからエバートンに加入した。
今季はロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)で8ゴール7アシストを記録し、ヨーロッパリーグでは6試合で4ゴール3アシストと爆発した。
今冬の移籍市場でチェルシーも獲得に乗り出したものの、最終的にエバートンが競り勝った。
加入後はFAカップ5回戦でFWロメル・ルカクと交代してエバートンデビューを果たした。
欧州ビッグクラブから注目を集めるルカクの将来の代役としてクラブは期待を寄せているのかもしれない。

6位:ジェルビーニョ(河北華夏)
【ポジション】FW
【移籍元と移籍先】ローマ→河北華夏
【移籍金】1800万ユーロ(約22億5000万円)
ジェルビーニョは今冬セリエAから中国クラブに爆買いされた選手の象徴となった。
昨年7月にUAEのアル・ジャジーラへの移籍が合意したかと思われた同選手だったが、一転して移籍は破談。
ローマ残留を決断した。
その後は今季セリエAで14試合に出場し6ゴール1アシストとまずまずの活躍を収めたが、ルディ・ガルシア監督の解任とともにローマでの居場所を失った。
一時は江蘇蘇寧への移籍に近づいたものの、最終的に河北華夏を選択。
移籍金元1800万ユーロ(約23億円)で新天地を求めた韋駄天はパリ・サンジェルマンのエセキエル・ラベッシ、元チェルシーのガエル・カクタとともに中国での戦いに挑む。

5位:エウケソン(上海上港)
【ポジション】FW
【移籍元と移籍先】広州恒大→上海上港
【移籍金】1850万ユーロ(約22億6000万円)
ここ数年アジアの舞台で猛威を振るってきたエウケソンは、中国の国策に利用されたのだろうか。
昨季は負傷の影響で精彩を欠き、今季復活を懸けて広州恒大での4年目に臨むかと思われたが突如国内のライバルクラブ上海上港に移籍した。
移籍元の公式ウェブサイトには「中国クラブがACLで勝ち上がるのをサポートするため、そして国家の栄光のため我々はエウケソンの移籍に同意した」との声明が掲載された。
国策でサッカーの強化を推進する中国ならではの理由だろう。
広州恒大はエウケソンの売却で得た22億円超の資金にプラスアルファを加えてジャクソン・マルティネスを獲得した。
ブラジル代表入りも囁かれたストライカーが去れば、コロンビア代表のエースが加入する。
金満中国クラブは目の前の勝利のために抜かりなく準備を整えている。

4位:ジャネリ・インビュラ(ストーク)
【ポジション】MF
【移籍元と移籍先】ポルト→ストーク
【移籍金】2340万ユーロ(約32億円)
昨夏マルセイユからポルトへ移籍したばかりだったインビュラは、わずか半年でイングランドに新天地を求めた。
パトリック・ヴィエラ2世と持てはやされた才能豊かな守備的MFだが、ポルトガルでは定位置を掴めず伸び悩んでいた。
一級品のポテンシャルを引き出すには周囲の雑音に惑わされずプレーに没頭することが必要になる。
冬に加入したストークでは現時点で3試合に出場して1ゴールとまずまずの結果を残しているものの、ポルトで主力ではなかった選手に夏の移籍時を上回る30億円以上の値がついたことで黒い噂も飛び交った。
ポルトガル移籍が失敗に終わっても、イングランドで輝けば30億円の価値を証明できる。23歳にして正念場だ。

3位:ラミレス(江蘇蘇寧)
【ポジション】MF
【移籍元と移籍先】チェルシー→江蘇蘇寧
【移籍金】2800万ユーロ(約35億円)
豊富な運動量でチームにバイタリティを与えるラミレスは、この冬に中国クラブが“爆買い”した大物選手の第一号だった。
チェルシーではフース・ヒディンク体制で出番を失いかけていたとはいえ、チャンピオンズリーグも制した現役セレソンの中国移籍は世界に衝撃を与えた。
移籍金は、当時の中国サッカー史上最高額となる2800万ユーロ(約35億円)。
もはや、中国の資金力は欧州ビッグクラブと肩を並べるほどである。
しかし、我々は彼らが持つ底なしのチャイナマネーをさらに知ることになるのであった。

2位:ジャクソン・マルティネス(広州恒大)
【ポジション】FW
【移籍元と移籍先】アトレティコ・マドリー→広州恒大
【移籍金】4200万ユーロ(約52億5000万円)
今冬の移籍市場は、ラミレスを獲得した江蘇蘇寧が幅を利かせていた。
その一方でアジア王者の広州恒大は不気味な静けさを保っていたが、ついに本領を発揮する。
アトレティコ・マドリーで苦しんでいた現役コロンビア代表ストライカーを、難なく引き抜いたのだ。
ブラジルW杯では日本戦で2得点を決めた因縁の相手でもあるが、その牙は再び日本へと向けられようとしている。
ACLで広州恒大は浦和レッズと同組となっており、昨年に続いてJリーグ勢の前に立ちはだかる。
柏木陽介はJ・マルティネスを「知らない」と言っていたが、ブラジルの悪夢の再現となってしまうのだろうか。

1位:アレックス・テイシェイラ(江蘇蘇寧)
【ポジション】MF
【移籍元と移籍先】シャフタール・ドネツク→広州恒大
【移籍金】5000万ユーロ(62億5000万円)
世界の移籍市場における勢力図は、激変してしまったのだろうか。3位のラミレス、2位のJ・マルティネスに続き、上位は全て中国が独占した。
シャフタール・ドネツクでの今季前半戦で、トップ下ながら15試合で22ゴールと脅威の得点力を誇る。
チャンピオンズリーグでも6試合3ゴールと、破壊力は欧州最高の舞台でも通用することを証明した。
しかし、この逸材は各世代の代表は経験しているものの、A代表の経歴はまだない。
この冬にはリバプール移籍は確実とまでいわれており、A代表入りを嘱望する声もあったが、中国移籍という決断が26歳のアタッカーの未来にどのような影響を与えるのだろうか。

上位10選手まとめ
10位:アンドロス・タウンゼント(ニューカッスル/1570万ユーロ:約19億6250万円)
8位:ジョンジョ・シェルヴェイ(ニューカッスル/1600万ユーロ:約20億円)
8位:ジェルソン(ローマ/1600万ユーロ:約20億円)
7位:ウマル・ニアス(エバートン/1790万ユーロ:約22億3750万円)
6位:ジェルビーニョ(河北華夏/1800万ユーロ:約22億5000万円)
5位:エウケソン(広州恒大/1850万ユーロ:約22億6000万円)
4位:ジャネリ・インビュラ(ストーク/2340万ユーロ:約32億円)
3位:ラミレス(江蘇蘇寧/2800万ユーロ:約35億円)
2位:ジャクソン・マルティネス(広州恒大/4200万ユーロ:約52億5000万円)
1位:アレックス・テイシェイラ(江蘇蘇寧/5000万ユーロ:約62億5000万円)

中国のクラブが“爆買い”の勢いを見せつけた。
上位3人は中国のクラブが独占し、上位6人のうち、5人が中国クラブが獲得した選手である。
4位に入ったインビュラの移籍に関しては、投資ファンドであるドイエンの関与が疑われている。
中国のサッカーマネーが伸長しているいっぽうで、投資ファンドも少なくない影響を与えていると言えるのかもしれない。



スレッド作成者: 買っチャイナ (401qG1w4u9w)

このトピックへのコメント:
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(03/03 - 20:54) ジェルビーニョは前から放出候補だったしな。あまりチームになじめてなくて、最後はスパが選手集めて小学校の学級会みたいなの開いて追放
(03/03 - 20:41) 爆買いの一方、去年の不法滞在の中国人は過去最多。色々と歪んだ国だ。
(03/03 - 20:08) サッカーでなにやってんだか
(03/03 - 18:24) サッカーはビジネスw
(03/03 - 18:24) 金がすべてよ
(03/03 - 18:09) まあテイシェイラはよほど金が欲しかったんだろうな
(03/03 - 18:08) テイシェイラはプレミアで見たかったな。チェルシーやリバプールが欲しがってたのに…
(03/03 - 18:07) ラミレスにそこまでやったのはビックリだな