■ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
先日の事件（第15話）で冠城亘（反町隆史）が裁判所の令状執行をストップさせた事実を知った上層部は、彼と杉下右京（水谷豊）の責任を追及する。
2人は謹慎となり、正式な処分を待つ身となった。

その頃、警視庁の警察学校では、実弾射撃訓練が行われていた。
しかしそこで訓練生の伴野甚一（瀬川亮）が、突然教官と訓練生たちを撃ち、拳銃と大量の実弾を所持したまま逃走するという大事件が起きる。



http://tokaino1226.blog.so-net.ne.jp/2016-03-16

すべての罪は白日のもとにさらされた。
副総理、元閣僚、元公安庁職員、そして警察学校の訓練生2人が起こした総理を狙ったテロは、こうして幕を閉じた。


事件解決後、今回の一件での活躍もあり、右京は減俸処分となった。
一方の亘は北の大地に異動――ではなく、春から正式に警視庁で世話になることになった。
法務省キャリアとしてのラストケースを終えた亘は、めでたく“下っ端”として再スタートを切ったのである。

相変わらず調子の良い亘に、右京は「事件に対する姿勢から教えなければならない」と苦言を呈する。
だがその口元には、わずかに笑みが浮かんでいた。