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[ 2016年03月18日 - 21:33 ]

【【イ●オ】もしも僕がサッカー選手になったら...】

■ 16才
福井の高校サッカー部にてGKを志すが、強烈な野心がメンバーとの軋轢を生みベンチを温める日が続く。そんなとき、同世代のドンナルンマがセリエAでプロデビューを果たしたことをニュースで知り、大いなる刺激を受ける。
「俺はこんなところに居てはいけない...」
自分の才能を信じてイタリアに渡米を決意。

■17才
高校を中退。内臓を中国人バイヤーに売って飛行機代を手にする。いざ長靴の国へ。
やって来たのはドンナルンマの居るミラノ。早速ミランの練習場へと足を運び、通り掛かったノチェリーノに「ヘイ、相談役!俺もドンナルンマと同じ16才だ」と言って熱い入団交渉を試みるも失敗。ノチェリーノ手書きのドンナルンマのサインを押し付けられ追い払われるなど邪険な扱いを受ける。
途方に暮れていると、コーディネーターを名乗る北アフリカ系の男に「ユー、フットボーラーになりたいのか?」と声を掛けられる。言葉が解らず上目遣いでニヤニヤしていると、車に乗せられ拉致られる。
瞬く間にパスポートなどを偽造させられ、俺は日系イタリア人「イッサ」としてセリエDのプッタネスカというクラブへ入団させられる。

■18才 所属 セリエD 1試合0G
プッタネスカは不法滞在者をカムフラージュして労働させる為の、いわゆる隠れ蓑であった。練習という練習はほとんど無く、週末になると試合をさせられ(俺はベンチ)、夜はマフィアが経営するホモ向けハプニングバーにて無給で働かされた。
「ファック!俺はドンナルンマを超える為にイタリアに来たはずなのに...」
当時の俺にとって、唯一の心の拠り所はチームメイトのホセだった。ホセはインポでメキシコ人のコック志望だったが、俺と同じくコーディネーターに騙されチームに加入させられていた。
ホセ「イッサ、いつかここから抜け出すんだ。これは俺たちがヒーローになる為に、神様が与えた試練なのさ」
18の冬、俺はレギュラーGKメディッチマンの失踪に伴いセリエDデビュー。
そして、日本代表がワールドカップで敗退したことを知ると、「いつか自分が守護神になって代表を優勝へ導く」と闘志を燃やすのであった。
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日本代表は2018年ワールドカップでベスト16。

■19才 所属 セリエD 15試合0G
対戦相手の選手が膝を負傷した際、俺がおもむろに絆創膏(使用済み)をポッケから差し出したフェアプレー精神がキッカケで、偶然観客席に居合わせたその選手の父親である日系イタリア人タイービから感謝される。タイービがセリエAで活躍した名キーパーであることを知り、俺は技術指導を彼に依頼すると二つ返事でOK。タイービのもと、俺はメキメキと実力を上げていく。
チームはFWホセの暗躍もあり、セリエCへの昇格が決まる。

■20才 所属 セリエC 7試合0G
タイービのハードなトレーニングに疲れ果て逃亡する。
すると隔週で大量失点を招くなど、パフォーマンスの低下が露見。新加入の南米系イタリア人を自称するカゲロウにポジションを奪われる。しかし、カゲロウはホセと折り合いが悪くホセがカゲロウに毒を盛るなどの立ち回りもあって、俺はシーズン終盤にレギュラー復帰。
その夏、セリエCでレギュラーを張る日系イタリア人として、Numbarから取材を受けると(ボツになり掲載されず)、サッカーサイトfuori-clacceにて「セリエCに居る日本人GKを代表へ」というスレを自分で立てる。

■21才 所属 セリエC 0試合0G
1月、セリエAパルマに所属するキーパーが相次いで離脱。急遽、パルマから俺へレンタル移籍のオファーが届く。そして実現。ドンナルンマとの夢の対決が、いよいよ現実のものへ。早速、fuori-clacceに「【朗報】日本にもドンナルンマ級のGKが居た」というスレを立てる。
しかし、メディカルチェックの前夜、この世の痛みとは思えない腹痛により吐血。移籍祝いにとホセお手製のボッタルガをご馳走になった数時間後の出来事だった。
移籍は破談。その後プッタネスカでもレギュラーをカゲロウに奪われ、最悪のシーズンを過ごす。

■22才 所属 カルボナーラ刑務所
逮捕される。
チームに捜査の手が周り、幹部は全員逮捕。情報を流したカゲロウは温情を掛けられ刑を免れるが、ホセは孤島の刑務所に、俺は悪名高きカルボナーラ刑務所に収容される。
度重なるシゴキを受け、肛門の直径が20cm広がる。
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日本代表は2022年ワールドカップでGL敗退。

■23才 所属 カルボナーラ刑務所
1年の時を経てカースト最底辺から脱却。刑務所内でポーカーに勤しんでいると、以前サッカーに携わっていたというメッジに出逢う。辛うじて聞き取れた単語から判断すると彼は翁だがセリエAの元大物GMらしい。
イッサ「俺はまたサッカーをやりたいんだ」※日本語
メッジ「俺は脱獄を考えているんだ」※イタリア語
イッサ「そうだ、刑務所の中でチームを組まないか?」※日本語
メッジ「トンネルを掘るのに若い人手がいる。仲間にならないか?」※イタリア語
イッサ、メッジ「OK」
サッカー界への復讐を誓った俺たちは、刑務所の中でメンバーを集めていく。

■24才 所属 カルボナーラ刑務所
看守の目を盗んで、俺たちはチームを作った。メンバーはGKイッサ、DFイトカワ、ポルデラマ、メントス、MFアッヲ、FWメッジだ。イトカワは元消防士のナイスガイでポルデラマはふくよかなナイスゲイ、メントスは無口な夢遊病患者だが、アッヲは聞いてもいないのにべらべらと社会への不満を語るドラッグ中毒者だ。しかし、まだメンバーが足りない。
何を企んでいる?トンネルを掘るんだろ?というメッジの問いに、俺はこう答える。
「決まっているだろ。サッカーをやるのさ」(※日本語)

■25才 所属 カルボナーラ刑務所
俺たちが刑務所内でサッカーチームを作っているというヒミツが漏洩する。看守は懲罰を求めるも、看守長のレヴィ・ニッキがそれを阻止。レヴィ・ニッキもまた元サッカー選手で、現役を退いた後もサッカーに飢えていたのだ。ニッキは看守チームすぐさま構成し、俺の率いるイッサFCとの対戦を要求。
勝てば減刑、負ければ死刑という条件に怯んだメッジは審判を務めるヘンリー・リクに八百長を持ちかけるも失敗。メッジはチームから破門される。かわりにハナボー、オメキチ、ネッキョ、ミテイ、ケイン・ナガノらアフリカ人受刑者がイッサFCに加入。また務所内で屈指の肉体を誇るサイ・コーノ・ベヌゼマを口説き落とすことにも成功し、彼もチームに加入。練習期間を経て、半年後に試合を行うことでレヴィ・ニッキと約束を取り交わす。

■26才
死亡
内臓を失った後遺症により、試合中に大量吐血。
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↑なわけねーだろ。
こういうバッドルートを最初から全て回避して、サッカー選手として成功。2026年ワールドカップで優勝する日本代表の守護神として活躍(所属はサウルコス福井)。以上。終わり。


この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。



スレッド作成者: 疲れた (A5IgNbOwW9k / NkCJTKC0fo.)

このトピックへのコメント:
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(03/19 - 19:52) gj
(03/19 - 09:49) wwwwww
(03/19 - 08:59) 最後まで読むから次は引退まで書いてくれ
(03/19 - 00:50) アッヲとミテイだけ本名でワロタ
(03/19 - 00:49) 全部読んじまったわ
(03/19 - 00:22) 往年の名コテハンが友情出演してるあたりいいな、最後の方飽きてきてるだろうけど
(03/18 - 22:58) イタリアに渡米www
(03/18 - 22:22) そりゃ天下のイサオさんだからねぇ
(03/18 - 22:18) こういうのも文才と言えるのかも
アッヲ (03/18 - 21:50) つまんね。死ねよ
(03/18 - 21:43) くだらなさにワロタw
(03/18 - 21:42) ホラッチョ イサオ
(03/18 - 21:37) イッサwwwwwwwwwwww