■ マンチェスターＵ（イングランド）が、フェイエノールト（オランダ）U-17所属の“オランダの神童”ことFWタヒス・チョン（16）を獲得することが決定的になったようだ。英『マンチェスター・イブニングニュース』紙、『メトロ』（電子版）などが現地時間22日（以下現地時間）に伝えている。

　『マンチェスター・イブニングニュース』が報じたところによれば、チョンにはマンチェスターＣ、チェルシー、アーセナル（以上イングランド）も関心を寄せていたが、なかでも熱心に獲得に乗り出していたマンＵが、争奪戦を制することになりそうだとのこと。

　ウィレムスタット出身のチョンは2009年に当時10歳で、選手育成に定評のあるフェイエノールトのユースアカデミーに加入。そこからステップアップを遂げ、現在はU-17チームに所属する。また、U-17オランダ代表にも選出されている。

　両ウイングのほか、中盤でのプレーも可能なチョン。昨夏にマンＵの練習施設で開催されたプレミアカップにフェイエノールトU-17で参加した際に、マンＵスカウト陣の目を引いた。同クラブはかねてよりチョンの獲得に動いていたが、１月の段階では選手側がオランダに残ることを望んだため、移籍は実現しなかった。

　英タブロイド『ザ・サン』は、チョンがフェイエノールトとの新契約に合意せず、退団を決めたと報じている。

　『マンチェスター・イブニングニュース』のほか、『メトロ』はチョンがマンＵ加入を決断したと伝え、『ザ・サン』はすでに契約にサインしたと報じている。


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