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[ 2016年03月24日 - 17:48 ]

【驕れるなでしこ久しからず!リオ五輪出場消滅!】

■ 驕れるなでしこ久しからず!リオ五輪出場消滅!やはり女子サッカーは文化にはならないね!

3月7日、2016年リオ五輪女子サッカーアジア最終予選にて日本(以下なでしこジャパン)は本大会出場が消滅した。3節終了時点で首位オーストラリアが快調に3連勝で勝ち点9、なでしこジャパンは1分け2敗の勝ち点1、そして2位にいた中国が勝ち点7で残り2試合となったため、2位中国が引き分け以上、もしくは北朝鮮がオーストラリアに勝てばなでしこジャパンはベトナム戦でどんなに大勝してももう2位以内には届かないという中、先に開催された中国vs韓国で中国が1-0と勝利したため、なでしこジャパンはベトナム戦開催以前に五輪消滅。同時にオーストラリアが北朝鮮に勝利し、早くもオーストラリアと中国が最終節を待たずに五輪出場決定。なでしこジャパンは五輪消滅後、最弱のベトナムに6-1と大勝したが、もう後の祭りとなった。

それにしてもまさかなでしこジャパンがリオ五輪アジア最終予選、それも最終戦を待たずに敗退するとは驚いた。さすがに北朝鮮とオーストラリアは近年侮れないライバルとなっていたため、最終節の北朝鮮戦が最後の枠を争う戦いになるという声が聞かれ、むしろこの相手が最後でよかったという論調が強かったが、そこまで持ちこたえられなかったわけだ。2011年女子W杯優勝、2012年ロンドン五輪準優勝、2015年女子W杯準優勝という実績を考えると多くのサッカーファン、いや国民にとって衝撃的だが、冷静に考えればこの実績自体が出来すぎと思っていた方もいたはず。

なでしこジャパンは2008年北京五輪以後、少なくとも3年後のW杯を迎える時点では技量は向上したと思う。女子サッカーでは最高峰の大会と位置づけられている五輪に出場するのが当たり前とみられ、中でも日テレベレーザ、2011年以降はINAC神戸が日本女子サッカーの中では頭一つ抜けており、この2チームだけで代表やドリームチームになるという声も聞かれたくらいだ。そして2011年以降好実績を残したが、それでもなでしこジャパンのやり方が永遠にトップで通じるわけはなかった。ましてや2011年といえば東日本大震災があり、復興のために多くのメディアが涙ながらに訴える記事・報道が過熱し、何かあれば贔屓される「震災ジャッジ」が散見されるようになったのが大きい。実際、東日本大震災以降は日本がスポーツの国際大会に参戦すると、事あるごとに対戦相手の闘志や平常心を破壊するような報道が目立ち、試合中のジャッジだけでなく、大会の組み合わせ・日程・移動距離なども日本(特になでしこジャパン)がやたら有利な形になるケースが増えたのだ。

それでもいくつかのチームは今回のオーストラリアや中国に代表されるようにみっちりとなでしこジャパンへの対策を練り、近年ではありえないほどのトレーニングも積むようになった。一方でなでしこジャパンは、MF澤穂希が皇帝のごとくチームに睨みをきかせ、2011年あたりから成長してきたとされるFW大儀見優季、MF川澄奈穂美、宮間あや、DF鮫島彩、熊谷紗希などが台頭、GK海堀あゆみまで含めた代表イレブンが女子版黄金のイレブンと位置づけられ、佐々木則夫監督も3つのファイナリスト獲得ゆえに名将と評価されてきた。ただ、他の躍進チームと比べると世代交代が圧倒的に遅れていたのだ。2013年まではINAC若手コンビ(当時)の仲田歩夢、田中陽子が絡めば強さを持続できるとメディアも余裕をかましていたが、さすがに2014年あたりでも彼女達が伸び悩み、他の若手もなかなか2011年優勝メンバーに及ばないとなると、2015年には主将宮間あやが「パスサッカーを捨てて、汚い内容でも勝ちたい!」と悲痛な叫びをあげるほど、停滞感が見られるようになった。

こうなるとまさにタイトル通り「驕れるなでしこは久しからず!」と言うしかない。昨夏ライバルのアメリカに惨敗、相当の危機感を持ったはずなのに、それでもなでしこジャパンは新旧交代の動きがなさすぎた。だから今回アジア予選でもベトナム以外の3チームになめられ、近年なでしこジャパンを必死に持ち上げてきたはずのメディアでも一部では空中分解という見出しすら散見された。なでしこジャパン内部でも若手は技術的についていけないのは仕方ないが、若手の手本になるはずの2011年優勝メンバーがむしろ自己保身ばかりで若手を突き放すという、組織として最悪パターンにハマったのはもはや「震災ジャッジ許せない」以前に見損なったよ。大儀見優季は熱血大型ストライカー、しかも昨年末澤穂希の引退に伴い、なでしこジャパンの10番を託されたはずなのに、うまくいかないとすぐ「一部若手が闘志不足」「代表のプライドがない」「ピッチに立つ以前の問題で負けていた。どの試合も相手の勝ちたいという思いの方が強かった」などと責任転嫁のセリフばかり。かつては男子サッカーの代表選手が年俸や契約のあり方で協会に不信感を持っていたことがあったが、そのことでも「お前ら何のためにサッカーやってんだ!」とマジギレしたことがあった。今となっては「お前こそ10番失格だ!」と批判したくなる。ハリルホジッチ男子代表監督が走れない宇佐美貴史にサイドでの運動量を容赦なく要求しているこのご時世、実は走れない、周囲を生かせないこの大型ストライカーがA級戦犯じゃないかと邪推されても仕方ないだろう。むしろこの手のうるさいベテランを切った方が若手が伸びやすいのではないか。

W杯準優勝後、司令塔のタクトを振るった宮間あやが「女子サッカーをブームではなく文化にしたい」「なでしこジャパンが勝たないと誰も女子サッカーを見てくれなくなる」と叫んだが、この主将もなでしこジャパンの雰囲気を悪くしたといえる。かつてプロ野球で無敵だった森西武では辻発彦や石毛宏典が、不運なドラフトゆえにオーナーから色々配慮されてきた清原和博に苦言を呈することがあったが、今はそんなやり方は通用しない。それなのに勝つためにすべてを犠牲にしようとか、力不足の若手に過剰に叱咤するやり方ばかりゴリ押しすれば、まだ自信や確信の持てない若手は力を出し切れるわけがない。こんな言動ばかりでアジアでも勝てないのに「文化にしよう」とは本当に呆れてしまう。

そしてメディアの責任も大きい。今回の負けで空中分解という記事も出てきたが、彼らは世代交代の遅れを心配しながらも、常時なでしこジャパンを持ち上げてばかり。負けてからあれこれ批判的・ネガティブ記事を書くのはアンフェアじゃないか!?特に今年はSMAP騒動や清原和博覚せい剤問題でメディアのあり方が問題視されてきたはず。清原については、西武時代から既に精神面で問題があったという旨の記事が見られたが、それならなぜ1990年代から報じなかったのか?人気のある材料に乗っかるだけでうまく儲け、しかも最近は自民党政権の暴走を批判しないどころか政権批判封じの暴走・洗脳報道ばかり続ける有様。この分だと五輪フィーバーに乗れないなでしこジャパン、並びに女子サッカーは捨てられるだろう。

メディアのあり方は非常に問題だが、それを差し引いてもなでしこジャパン・女子サッカーブームはもう続かない。澤穂希一人の離脱だけでアジアでも通用せず、2011年優勝メンバーは若手を見守るどころか、排他的で醜態をさらしただけ。技術面でも精神面でもなでしこジャパンはもはやトップどころか落ちこぼれ。女子が表舞台に出る際に必要な色気も皆無。これでは国民のほとんどは女子サッカーに期待など見いだせない。やはり女子サッカーは文化にはなれないね・・・。



スレッド作成者: サントス (K4ZqnSU/UwA / F1Ka8.9r3t2)

このトピックへのコメント:
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( ゜ё゜) (03/24 - 19:41) 長っ
(03/24 - 19:17) また、最後に政権批判につなげたりするんですね。テーマがぶれるね。そしてテーマが旬という部分でいってもズレているね。もう少し早く出さないと、ブログでは出しているのかもしれないけどね。。。
(03/24 - 19:08) まとめて
(03/24 - 18:51) 文章量から相当暇だと分かる。
(03/24 - 18:37) 死ね
(03/24 - 18:34) これからはヤングなでしこだろ
(03/24 - 18:21) 文章量が凄い
(03/24 - 18:19) とりあえずいい加減世論を受け入れて不細工からユニフォームを取り上げるべき
(03/24 - 18:05) スレタイで誰のスレかわかった