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[ 2016年04月09日 - 14:25 ]

【『バットマン vs スーパーマン』全世界で記録的落ち込】

■ 『バットマン vs スーパーマン』全世界で記録的落ち込み DCユニバース今後の行方

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 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』は、大成功か、そうではなかったのか。公開3週目に入った今、異なった意見が飛び交っている。世紀の2大ヒーローが対決するこの映画は、60ヵ国以上で同時公開され、公開初週末に全世界で4億2000万ドルを売り上げた。北米での売り上げは1億6600万ドルで、3月公開作としては史上最高記録。3月に限らない北米記録としても、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』に続いて2位だ。しかし、その翌週には、北米での興行成績が初週末と比べて69.1%も落ち、これまた話題となっている。

 娯楽大作が2週目に大きく数字を落とすのはよくあることだが、コミックブックを原作にした映画で、これは『Jonah Hex(日本未公開)』と『ハルク』の69.7%に次ぐ、史上3番目の落ち込み方だったのだ。酷評された昨年の『ファンタスティック・フォー』ですら、68.2%だった。

 『バットマンvsスーパーマン』は、『ジャスティス・リーグ』『ワンダー・ウーマン』などを含め、今後数作品が企画されているDCコミック・ユニバースのスタートとなる作品なだけに、完璧に華々しいニュースだけで飾りたかったところだろうが、これでややくじかれた感じが出たのは否めない。だからと言って、DCユニバースの将来に影が差したとも言えないのである。

 まず、いくら69%落ちたとはいっても、そこまでですでに全世界で7億ドル稼いでいるという事実がある。前述の『Jonah Hex』は、トータルの全世界興収が1000万ドルだった。また、DCにはほかに多くのユニークなキャラクターが存在するが、今作でお披露目されたガル・ガドット演じるワンダー・ウーマンは、すばらしい反響を受けている。

 映画自体に厳しい評価を下した批評家も、ガドットに関してはほとんどが絶賛を送った。ガドットの主演映画『ワンダー・ウーマン』は2017年7月北米公開予定なので、ここで改めて人々を惹きつけ、同年11月の『ジャスティス・リーグ』へとはずみをつけることは可能だろう。

 さらに、今後のほかの作品についても、別のプロデューサーを連れてくるなどして、軌道修正することもできる。『バットマンvsスーパーマン』『ジャスティス・リーグ』の監督ザック・スナイダーは、次のバットマン映画は、ベン・アフレックに監督兼主演をやってもらいたいと発言した。『アルゴ』をオスカーに導いたアフレックが監督すれば、これまでにないニュアンスや層をもつ、独自の映画が生まれるかもしれない。DCユニバースは、これから先、まだどんな方向にも行き得るのである。



スレッド作成者: 映画ライター (Psf6OMYgqec)

このトピックへのコメント:
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(04/10 - 00:38) 自国ヒーローの他国押し売り。
(04/09 - 18:59) バットマンのトリオロジーが凄すぎたな
イサオ (04/09 - 18:44) MARVELの方はまだまだ。『シビル・ウォー』は大ヒットだと思う。一方でDCは完全に出遅れた。当然『ジャスティス・リーグ』やりたいが為の、マン・オブ・スティールとバットマンだけど、MARVELみたく入念な準備段階を経てのシネマティックユニバースではないから。
(04/09 - 14:28) つかさ、他作品の人物の絡みはたまーにやるから価値があるわけで、こんなに頻繁にあったら飽きられるだろwこの流れ、ジェイソンvsフレディがスタートか?エイリアンvsプレデターもよかったけど、それ以降はもう希少価値すらない