■ 「部活で休みは年に7日・・・」 部活担当の教師たちの悲鳴
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2748938.html
中学校の先生たちの過酷な勤務実態です。日本の教員の勤務時間は1週間で53.9時間。
OECD各国の平均は38.3時間と、日本の先生はかなり忙しいのがわかります。大きく違うのが、
部活動など課外活動の時間です。中には1年に7日しか休めなかったという教師の悲鳴も
聞こえてきます。
ずらりと並ぶ「練習」の文字。休みのはずの週末も、朝から集合して試合や練習に。これは、
ある関東地方の公立中学校の教師の先月のスケジュール。部活がないのは、卒業式の日など、
平日の3日間だけでした。
「実際は土日も祝日も全部なくて、1か月1日も休みがないというのも全然珍しくない。
全くプライベートの時間がない」(公立中学校の現役教師)
3月は1日も休日がなかったというこの男性教師。学校ではソフトテニス部の顧問を務めて
います。
「子どものためにやっているはずの部活も、授業とかがうまく準備できなかったり、本当のところ
にエネルギーがいかなかったら、子どものためではないと思う」(公立中学校の現役教師)
授業の準備に費やすための週末の時間もほとんど部活に。
「ほとんどの学校では『全員顧問制』というものがあり、『みんなで負担を分かち合いましょう』と
いう考え。逆に(部活の顧問を)抜けようものならば、裏切り者となる。だから抜けられない。
おかしい」(公立中学校の現役教師)
「顧問をやる・やらないの選択権すらないのはおかしい」。こう感じたこの教師は、同じ悩みを
抱える教師数人とともに、問題提起のための署名活動を始めました。
「部活を全部なくせというふうなことを言うつもりはない。部活はやりたい人がやる。
やりたくない人はやらなくていいというふうに、最低限求めていくために署名活動をやっている」(公立中学校の現役教師)
教師らが立ち上げたウエブサイトには、こんな教師の声も寄せられています。
「100連続勤務達成」
「2014年の休日は7日間でした」
「全ては部活動のせい」
教師らは、全国一斉に部活をやらない日を月に3日作ることなどを提唱し。先月文部科学省に
申し入れを行いました。
「子どもの数はだんだん少なくなってきて、教師の数も少なくなってきた。競技の数は増え
続けている。子どもたちがやりたい部活はどんどん増えている」(横浜市 岡田優子 教育長)
一方、おととしから教師の負担軽減策に取り組んで来た横浜市は13日、会見し、休日に部活を
担当している教師の中で、まったく休みをとれていない教師が22%いることを明らかにしました。
「(部活動の)顧問の裁量でいくらでも長くできてしまう。それが逆に(教師の)長時間労働を
生んでいる。これは学校でやる、これは学校ではないところがやると提唱していけば、
ワークシェアリングにもなる」(学習院大学 長沼豊 教授)
こうした実態を受けて、文部科学省は、今年度から教師の勤務実態の調査を5年ごとに
行うことを決めました。果たして教師の過剰な負担の軽減につながるでしょうか。(13日16:14)
[ 2016年04月13日 - 23:22 ]
(04/14 - 00:05) よくきくニュースですね
(04/13 - 23:54) 休日もなんやかんやでしんどいで。特に結婚してたら尚更。
アッヲ (04/13 - 23:25) ザマァwww