■ 今季を3位で終えたポルトガル・プリメイラリーガの強豪FCポルトに所属する韓国代表FWソク・ヒョンジュンだが、移籍間近だと報じられたルーマニアリーグのステアウア・ブカレストへの移籍は破談となったようだ。ポルトガルの複数メディアが報じている。

ステアウア・ブカレストの会長はソク・ヒョンジュンと１年間の期限付き移籍で契約間近であることを公表して以降、移籍も時間の問題とされたが、ステアウア・ブカレスト側がこの契約を急に白紙撤回した。

その理由はソク・ヒョンジュンのリオ五輪参加だ。
ソク・ヒョンジュンは兵役義務をいまだ回避できておらず、このリオ五輪でメダルを確保して、兵役義務を免れたい意向だ。しかし、リオ五輪に参加してしまうと、オフシーズンに行われるキャンプや練習などに参加できないことになる。

そして、ステアウア・ブカレストはこのことを拒絶し、契約を白紙撤回した格好となった。

ステアウア・ブカレスト側の調査の甘さが、ポルト関係者やソク・ヒョンジュンに迷惑をかけた茶番劇となった。