■ 今日はアテネ・フランセシネマテークに行ってきました。
13:00からの「アレクサンドル・ネフスキー」はポーズ決め決め(歌舞伎っぽい)のショット、プロコフィエフの所々えげつないほどのパトリオットな歌詞でオペラチックな音楽を堪能してきました。
(フィルム上映予定がDVDに変更になったのは残念だったけど。)
エイゼンシュテインにしては当時の権力(スターリン)に迎合的でプロパガンダが前面に出ていてどうこうと評価が低かったりする作品ですが、氷上の闘いの運動会のような動きなど特にサッカーの試合の前に観ると気分が高揚するので私にとってはエイゼンシュテインの中では一番好きで繰り返し観ている(割と代表戦の度に観ていたりするので10数回は観ている)作品です。
今日はそんなつもりで観に行ったわけではなかったのですが、チュード湖で闘うシーンで、今晩イングランド戦があることを思い出しました。
「アレクサンドル・ネフスキー」を観たり、カンタータ(特にhttp://www.e-onkyo.com/music/album/nxs100153/ これの4番や7番)を聴いたりするたびに、これがロシア代表のあらまほしき姿だと考えていたということを思い出します。
あと、サッカーの前によく観るものといったら、ソ連時代のアニメーション「3人のコサック」シリーズの「コサックのサッカー」("Как казаки в футбол играли")です。
https://www.youtube.com/watch?v=mNiDgDUL3So
特に今日は11分くらいからの「島」に出かけて土砂降りの中で奮闘するあたりが、対イングランド戦にぴったりです。
(その前段はフランス想定の宮廷サッカー、ドイツ想定の騎士サッカー)
ロシアやウクライナ、いつもこんな風に試合をしてくれたらと思います。
試合中の音楽に関しては、以前ロシアプレミアリーグをやっているときに、N響アワーでショスタコーヴィチの交響曲7番を演奏していて、これを聴きながら試合を観るのって素敵でした。
この曲も所謂ファンにとっては極めてよろしい曲だと改めて認識しました。
今回のユーロではロシアは主力の離脱、残った選手もコンディションが悪くて、全く期待はできないのですが、それでも何某か夢見てダフノ頼みします。
グループリーグで勝ち点が取れますように。
付記:今日のアテネ・フランセシネマテークは二本立てで、2本目は「炎628」を撮った独特のおどろおどろしい作風のエレム・クリモフ監督の”Агония”(臨終、断末魔 邦題は「ロマノフ王朝の最期」)でした。ロシア代表応援のためには観ないで帰った方がよかったんじゃないかと思うことしきり。
[ 2016年06月11日 - 22:11 ]
(06/12 - 06:18) コサックはウクライナですがね。
(06/12 - 01:28) EU FilmDaysおもしろうそう
世界をさまようサラリーマンへ (06/12 - 00:00) 消えろ
アッヲ (06/11 - 23:13) チェレニキ久々やな~!今年もEU FilmDaysもうすぐやんけw
(06/11 - 22:53) 旅行記みたいなの好きだよ俺は
(06/11 - 22:52) 共産党の人ね
(06/11 - 22:45) (´口`)↓↓どこが?これ自作自演どよな
(06/11 - 22:13) 良スレ