■ 闘将コンテがチェルシー軍団に鬼のシゴキを予告 「人生で最も厳しい夏になる」
ユベントス時代の教え子は嘆き「マラソン気分になったよう」
欧州選手権(EURO)でイタリア代表をベスト8に導き、今季からチェルシーに就任するアントニオ・コンテ新監督がプレシーズンで鬼のシゴキを予告している。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
EURO後の短いバカンスを終えてチェルシーの施設に入ったコンテ監督は、早速選手たちに猛練習の夏になることを宣言したという。
「君たちのサッカー人生の中で、最も厳しいプレシーズンの夏になると思ってくれ」
コンテ監督のチームはEUROでスペイン代表やベルギー代表を圧倒したイタリア代表だけでなく、就任以前に指揮を執っていたユベントスでも圧倒的な運動量をベースにしている。3バックと4バックの両方を使い分けるコンテ監督がロンドンの強豪でどちらのシステムを選択するかは不透明だが、いずれにせよ“走る”ことへの準備は絶対的に必要とされる。
当時のユベントス所属選手が「マラソン選手になった気分だ」と述懐したこともあるだけに、その厳しさは想像を絶するものだという。
伊代表を8強に導いたEUROでは喜怒哀楽豊かなコーチングで話題に
元イタリア代表MFアンドレア・ピルロは自伝においてコンテ監督のトレーニングは相手をつけないシャドートレーニングが多いことを明かしている。しかし、そのトレーニングもピッチ脇でコンテ監督が大声で怒鳴りながら理想のパス、走り出しの方向を指示。手を抜こうものなら、その瞬間に怒声が飛ぶと明かしている。さらに、コンテ監督はチェルシーにおいてアスレティック・トレーニングの割合を増やすことも予告しているという。
現役時代からファイターとして知られたコンテ監督は、指導者としても闘将として鳴らしている。EUROでも、イタリア選手のパスミスでピッチ脇に転がってきたボールを怒りのままに蹴り飛ばし、注意を受けた。ゴールに歓喜してベンチによじ登るという無軌道な行動が話題になった。決勝戦のフランス戦で負傷交代したレアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドがフェルナンド・サントス監督の前に出てコーチングを続ける衝撃的な闘将ぶりで、話題をさらわれた格好になったが、喜怒哀楽の激しいイタリア人指揮官の情熱もEUROの見どころの一つだった。
昨季不振に終わったチェルシーを鬼のトレーニングで鍛え直すことを予告しているコンテ監督だが、チェルシーの選手にとっての「人生最も厳しい夏」はどうなるのか。来月開幕するプレミアリーグの戦いで、青い軍団は鬼気迫る走りを見せてくれるかもしれない。
植毛=鬼w
[ 2016年07月12日 - 22:38 ]
(07/13 - 13:50) 欧州カップがないから失速もしなそう 来季のレスター枠
(07/13 - 01:09) CB2枚くらい取ったほうが良いぞ
(07/12 - 23:43) シーズン戦い切るためのハードワークだ
(07/12 - 23:33) 中盤失速しそう
(07/12 - 23:29) 今年が最も暑い夏らしいから、頭皮には厳しいだろうね