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[ 2016年08月07日 - 16:53 ]

【ウズベク・リーグ、今夏の主要な移籍ベスト10は?】

■ ウズベク・リーグ、今夏の主要な移籍ベスト10は?

ウズベク・リーグは16チームのホームアンドアウェー総当たりの30試合制です。スポーツサイト"Tribuna.uz"は、前半戦の15節終了段階での「大物」の移籍を特集しています。
(http://tribuna.uz/news/2016/08/06/uzbekiston-olij-ligasi-ikkinci-davraning-eng-muim-10-transferi、以下は記事直訳)

1. アルトゥール・ゲヴォルキアン(MF)
ナサフ・カルシ→ロコモチフ・タシュケント
理由: 個人的な動機
前半戦で「最も重要なな移籍」に選ばれたのは、ナサフのエース、アルトゥール・ゲヴォルキアンのロコモチフ移籍だ。ナサフに5シーズン在籍したトルクメニスタン代表のゲヴォルキアンは、ロコモチフからのオファーを断ることなく契約を結んだ。ゲヴォルキアンはカルシを去ることになったが、それには「さほどの理由もなく、ただ自らの希望で新しいチームに移る時が来たと思った」と語っている。この移籍によってロコモチフはライバルチームのエースを補強し、リーグ優勝とACL出場に向けて大きな戦力を手にした。

2. イーゴリ・セルゲエフ(FW)
パフタコル→北京国安
理由: 経済的利益
このイーゴリ・セルゲエフは、この移籍期間で国外移籍を果たした唯一のウズベキスタン代表選手だ。代表チームでもパフタコルでもエースを務めるセルゲエフは中国の北京国安に6ヶ月の契約を交わした。
報道によれば、パフタコルはこのレンタル移籍によって20万ユーロの利益を得る。昨シーズンのウズベク・リーグ得点王セルゲエフのこの移籍は、セルゲエフ自身とチーム双方に利益になるものだが、エースを失うパフタコルにとっては大きな痛手だろう。

3. ジャスル・ハサノフ(MF)
ロコモチフ→キジルクム
理由: 出場機会のため
前半戦、ロコモチフ・タシュケントで出場機会が減っていたジャスル・ハサノフはキジルクムに移籍した。ウズベキスタン代表のウィンガーはキジルクムのオファーを受け入れ、南西部のナヴァーイー州へと移った。経験豊富なミッドフィールダーは1シーズンのレンタルでプレーし、その後完全移籍に移行できる契約になっている。ロコモチフのコーチ陣はハサノフをファーストチョイスと見なさなかったが、今シーズン上位進出を狙うキジルクムの目標を達成するために、ハサノフは大きな戦力になる。

4. エルキン・バイドゥッラエフ(MF)
ナサフ・カルシ→キジルクム
理由: 個人的な動機
ゲヴォルキアンのように、このバイドゥッラエフも5シーズンを過ごしたカシュカダリヤ州のチームからフリーエージェントになった。守備的ミッドフィールダーのバイドゥッラエフはキジルクムと契約を交わした。サマルカンド出身のバイドゥッラエフが上位進出を狙うナヴァーイー州のチームの大きな戦力なのは明らかだ。中盤のポジションで、かつてのチームメイトであった現キジルクムの主力選手イルハム・ユヌソフとコンビを組むことから、すぐにチームに順応した。バイドゥッラエフは最近のウズベク・リーグで最も優れた守備的ミッドフィールダーのひとりである。ナサフを「リーグ第2集団」の筆頭に押し上げたバイドゥッラエフが、今度はキジルクムの躍進の立役者になる。

5. アレクサンドル・ロバーノフ(GK)
ペルセポリス(イラン)→パフタコル
理由: ペルセポリスとの契約切れ
今年の初め、ペルシアン・ガルフ・プロリーグでのプレーを開始したウズベキスタン代表守護神は、半年後に再びパフタコルに戻ってきた。ロバーノフは半年のレンタル移籍でペルセポリスの正ゴールキーパーになることができず、契約延長のオファーを受けることはなかった。結果的にロバーノフは古巣に戻ることを決めた。

6. シャールフ・ガドエフ(MF)
アル・ムハッラク(バーレーン)→ブニョドコル
理由: アル・ムハッラクとの契約切れ
この移籍期間中にウズベキスタンに戻って来た選手の一人である。とりわけ年初にバーレーン1部所属のアル・ムハッラクと契約したシャールフ・ガドエフは夏に母国に戻る決断をした。カシュカダリヤ州出身のガドエフはかつてのクラブ、ナサフ・カルシではなく、フリーエージェントの状態でブニョドコルと契約を交わした。左サイドのスペシャリストとして有名になったガドエフは、セルゲイ・ルシャン監督のもとでさらに成長を続ける。

7. シャフカト・ムッラジャノフ(DF)
アッ・シャアブ(UAE)→ブハラ
理由: アッ・シャアブとの契約切れ
ウズベキスタンとアラブのサッカーを「放浪」したムッラジャノフも、母国に戻って来た選手の一人である。UAEのアッ・シャアブで半年を過ごしたあと、ウズベク・リーグに戻る決断をした。センターバックのムッラジャノフはFKブハラと契約した。ブハラはクラブ市場最強のディフェンダーを獲得することができたと言ってもよいだろう。

8. ファズル・ムサエフ(MF)
セパハン(イラン)→ナサフ・カルシ
理由: セパハンとの契約切れ
ナサフの補強の目玉の一人がムサエフだ。最近数シーズンをイランで過ごしたムサエフは、ルズィクル・ベルディエフ監督の誘いを受け、再びカルシに戻った。ムサエフはチームを離れたエルキン・バイドゥッラエフのポジションを埋めることが期待される。ウズベキスタン代表選手は、シーズン後半戦でナサフの中心選手になることが期待されている。

9. シャケル・ズアギ(MF)
ブニョドコル→アル・ハリージュ(UAE)
理由: ブニョドコルとズアギ双方による契約破棄
ウズベク・リーグの有名外国人選手の一人であるチュニジア代表のズアギは、ウズベキスタンでのプレーを終えた。ブニョドコルとの関係悪化により、国内の他チームの誘いを拒否し、UAE1部リーグのアル・ハリージュに移籍した。

10. ヴァヒド・シャディエフ(FW)
ペラク(マレーシア)→キジルクム
理由: ペラクの契約破棄
アジアカップのあと海外移籍を果たした経験豊かなフォワード、ヴァヒド・シャディエフもまたウズベキスタンに帰ってきた。シャディエフはマレーシアで半年を過ごしたのち、生まれ故郷のチームに栄光をもたらすためにプレーすることを決めた。この元ウズベキスタン代表フォワードはキジルクムで激しい競争にさらされるだろう。彼は昨シーズンのチーム内得点王バフリディン・ヴァハボフとセルビア人フォワードのネマニャ・ヨヴァノヴィッチとの激しいポジション争いが始まる。

(以上記事)

ちなみに、リーグ戦は現在後半戦がスタート。首位に立つのはブニョドコル、パフタコルの「2強」を抑えてロコモチフ・タシュケント。2位にブニョドコル、3位がナサフ・カルシ、4位がなんとメタルルグ・ベカバード。ウズベク・リーグも少し様相が変わってきたようです。

ちなみに1番目のゲヴォルキアンは、32歳のトルクメニスタン代表選手で、ナサフ・カルシの躍進とともに活躍、そして近年得点能力が覚醒したリーグ屈指のゴールゲッターです。年間最優秀選手に2度、得点王に1度輝いているスター選手のようです。それだけに、リーグ強豪同士の移籍にファンも驚いたのではないでしょうか。



スレッド作成者: ジャハンギル (kgCnaUJics. / 3GCLwPKahCU)

このトピックへのコメント:
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(08/30 - 19:29) セルゲエフ以外、誰も知らん(笑)アフメドフやデニソフのようにロシアリーグで活躍する選手が表れてほしいわ。
(08/08 - 03:05) ウズベクだとタランとバカエフとハゲが好きかな
(08/07 - 20:04) 佐藤穣はちゃんと試合出てるのか??
(08/07 - 19:24) トルクメニスタンリーグも
(08/07 - 18:22) カザフスタンリーグも
(08/07 - 17:07) マニアックすぎぃ
(08/07 - 17:02) 誰に向けたものなのか一周回ってオモロイな