■ 全チーム、ラバーに細工(ドーピング)をしていた
卓球のラケットは、木製の本体にラバーを接着剤で貼り合せてできている。この際、ラバーに「補助剤」と呼ばれる特殊な溶剤を塗ると、スポンジは膨張し、反発力も増す。
「打つ球のスピードが異常に上がります。また、打った際に金属音に似た音がするので使っているかいないかはすぐにわかるのです」(前出・坂本氏)
この補助剤には有害物質が含まれており、健康上の配慮から、08年に使用禁止となった。だが、チェック体制が確立していないため、不正の証拠を掴みにくく、日本を除いた世界のほとんどの選手は、未だ陰で溶剤を塗ったまま試合に出ているのが現状という。
「水谷はこの問題を世界で唯一追及し続け、4年前のロンドン五輪の後は、抗議のために国際大会をボイコットすることを表明しました。しかし、中国の力が強い国際卓球連盟は何も動かず、仕方なく5カ月経って試合に戻ったのです」(先のジャーナリスト)
こうした違法ラバーの実態は今も変わっていない。今年の3月にも、日本卓球協会によって新たな検査方法の導入が提案されたものの、国際連盟はなぜか否決してしまったのである。
日本卓球協会の植松克之・名誉副会長は言う。
「我々は、今後もこれまでと同じように、補助剤使用を徹底的に排除する動きを進めていく方針です。もちろん水谷も同様でしょう。彼はボイコットを止めた後も、考え方は変わっていませんし、今回メダルを取ったことで、世界の選手の中で、より立場が上がってきた。その発言に注目も集まるはずです」
ラケットを握っても離した時でも、水谷の中国との“激闘”は続いているのだ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160905-00512102-shincho-spo
[ 2016年09月05日 - 19:14 ]
(09/05 - 19:27) ただ補助剤が日本に不都合なだけだろこれ
(09/05 - 19:26) 全試合インチキとかw ボクシングで言うとグローブの中に鉄のナックルしてるようなもんだわw
(09/05 - 19:19) ボイコットしといて、すぐ戻るとかだっさいな