■

「常人が持つ緊張や恐れをメッシは持っていない。常にリラックスしているから高水準を維持できると思います。私は長くバイエルンのプレッシャーに晒されながらプレーしてきましたが、自然体でいられたことはありません。だから、試合前のメッシの感覚は分かりません」


「思えば、我々バイエルンは幾度となくリオネル・メッシに砕かれてきました。2015年5月、カンプ・ノウでのことは一生忘れません。バルサ、バイエルン共に世界屈指の才能が集っていました。しかし、その中で突出した輝きを放つ選手に我々は敗れました。残り15分まで完璧でしたが、最後に決壊してしまいました。ジェローム・ボアテング、マヌエル・ノイアーは世界最高の守備者ですが、メッシのフレアによって晒し者になってしまいました。世界中から嘲笑の的にされましたが、バイエルンの誰もが彼らの失態ではないことを知っています」


「ペップ・グアルディオラが1番ショックを受けていました。マヌとジェロに辛い思いをさせてしまったこと、そして自らが生んだ悪魔に自らが侵されてしまったことに心を痛めていました。カメラの前では平静を装っていましたが、ロッカーでは落ち込んでいました。彼はバルサへの未練を断ち切ってミュンヘンへやって来ましたが、最後までメッシへの憧れを隠すことはできませんでした。メッシのプレーはそれだけの影響力を持っているのです」


http://www.bundesliga.com/jp/news/0000319741.js

http://www.dailymail.co.uk/sport/football/article-3293475/Philipp-Lahm-admits-future-Pep-Guardiola-Bayern-Munich-hands.html