■ 06年日本ハムを日本一に導いたトレイ・ヒルマン氏、韓国SK監督に就任。「日本で実績を残し、采配を称賛する声も多い」
ベースボールチャンネル 10/27(木) 17:00配信
本日27日、07年まで日本ハムで監督を務めたトレイ・ヒルマン氏が韓国・SKワイバーンズの監督に就任すると報じられた。
2年契約で契約金と年俸を合わせ160万ドルで合意。
日本ではリーグ優勝2回、日本一1回と北海道移転後、初の栄冠をもたらした人物が隣国でもその手腕を発揮することになった。
今回、指揮を執るSKは韓国シリーズ3度の優勝を誇るチーム。
昨年のプレミア12の開幕戦で先発したキム・グァンヒョンが在籍している。
また、日本球界関係者とも馴染みが深い球団で選手としては門倉健(元巨人など)、コーチとしては正田耕三(元広島)や関川浩一(現ソフトバンクコーチ)など多くの日本人を受け入れている。
10年に開催された日韓クラブチャンピオンシップでは千葉ロッテとも対戦した。
近年は12年を最後に韓国シリーズ進出を果たせておらず、今季も6位と低迷したことから前監督が辞任。
新監督を探している中での発表だった。
SK関係者は監督を探すため10月20日から2日間、アメリカに足を運んだ。
そこではヒルマン監督を含む3人の候補者と個人面談を行い、監督を決めたという。
韓国メディア『エムスブルニュース』は監督就任の決め手について次のように報じている。
「ヒルマン氏を選んだのはアジアの野球に精通していることが理由だ。日本ハムでは実績を残しているし、日本でも彼の采配を称賛する声も多い。たとえ韓国に来てもすぐに新しい環境には順応できるだろう。また、これまでメジャーリーグで得た育成ノウハウも取り入れてほしい」
これまで5人の歴代監督はすべて韓国人。
チームとしては野球のグローバル化も考えて他国の野球にも精通している外国人監督を探していた中でヒルマン監督は最適の人物だ。
他球団と違ったことは球団のトップ自ら直接、候補者達と会っていたこと。
そうすることで彼らの長短所を早めに把握することができる。
就任が決まったヒルマン監督は明日、28日に韓国に赴いて正式契約を交わし、選手達と会ってからすぐにアメリカに帰国するという強行スケジュールを立てた。
これは彼自身が希望したことだ。今後はファンからの意見を球団のマーケティングに取り入れていきたいという。
地域密着を図り、ファンを大事にする球団へ。
ヒルマン監督の「シンジラレナーイ」改革が韓国で始まろうとしている。
[ 2016年10月27日 - 21:06 ]
【トレイ・ヒルマン氏、韓国SK監督に就任】
このトピックへのコメント:
カワイソスマン (10/28 - 17:39) カワイソスカワイソスレスついてなくてカワイソス