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[ 2016年11月05日 - 10:12 ]

【「Jリーグアジア戦略」は日本のレベルアップに貢献するか】

■ W杯予選で苦戦中の日本と、隆盛中のアジア新興国サッカー「Jリーグアジア戦略」は日本のレベルアップに貢献するか
HARBOR BUSINESS Online 11/5(土) 9:10配信

日本代表がアジアで苦戦している――。

2018年FIFAワールドカップロシア大会のアジア地区予選。

日本代表は順当に最終予選まで進出したものの、現在、全10試合中4試合を消化したところ、2勝1分1敗で、グループ6チーム中の3位となっている。

このままではワールドカップ本大会への出場が危うい。

日本が初めてワールドカップに出場した1998年。

開催国フランスの地で3連敗を喫し一次グループ敗退となった日本代表チームには誰ひとりとして「海外組」の選手はいなかった。

あれから18年。

その後5大会連続のワールドカップ出場を果たし、いまや常連国となっている日本代表チームの大半は、欧州の強豪リーグでプレーする「海外組」によって占められている。

日本サッカーおよび選手のレベルは高まっていると言える。

が、しかし、日本を取り巻くアジアの国々のレベルも同時に高まっているのだ。

それは、決して往年の日本のライバルである韓国や、新しいアジアの盟主オーストラリアだけではない。

国家主席である習近平の大号令により、莫大なる予算がついた国家プロジェクトを進める中国。

すでにクラブレベルでは躍進するビジネス界からのマネーによる強化で広州恒大FCなどのビッグクラブがACL(AFC チャンピオンズリーグ)で結果を出している。

今回のロシアワールドカップの予選でも、タイが東南アジアから最終予選に進出してきた。

2002年日韓大会の予選の際も最終予選に出てきたが、あの時は日本も韓国も予選免除されていたため、今回の最終予選進出がある意味では、正真正銘の最終予選進出とも言えよう。

◆アジア新興国に足場を伸ばす「Jリーグアジア戦略」とは

経済の成長に伴い、サッカーの人気やレベルも上がってきている。

上述の中国やタイの例もそうだが、その他のASEAN各国でのサッカー人気の上昇は著しく、いままでは欧州サッカー(特に英国プレミアリーグ)の人気一辺倒だったのが、各国の経済界、政界等のリーダーによる各国の自国ローカルリーグへの投資が進み、人気を博してきている。

欧州クラブ人気から、地元クラブ人気へと移行が進んでいく中、Jリーグも負けじとそのプロモーションを進めている。

「Jリーグアジア戦略」と呼ばれるその活動は、多岐にわたる。アジア戦略室と呼ばれていた担当部署は、近年、国際部となり、活動を活発化させている。

ビジネスが活況なアジア新興国へ進出する日本企業と、現地の有力企業をサッカーという共通言語を通じてマッチングしたり、現地の人気有名選手をJリーグクラブに移籍させ、現地企業スポンサーを獲得したり、現地へJリーグの放映権を販売したりと、Jリーグのマーケットを日本から海外に広げつつある。

またビジネス活動のみならず、Jリーグが日本サッカー協会と国際交流基金とタイアップし、日本と各国の指導者交流を促進させたり、日本で開催するアンダーカテゴリーの大会にアジアからチームを招聘したりと、国際交流や貢献事業にも力を注いでいる。

Jリーグのファンから集めた中古のユニフォームをアジアの恵まれない地域に直接届けるなどの地道な活動も続けているのだ(カンボジア、ブータン、スリランカ等で実施)。

◆アジアを強くすることが、日本を強くすることに繋がる

いずれにしても現在、日本サッカーは岐路に立たされている。

日本代表が世界と伍して戦うためには、アジア近隣国とのレベルが拮抗した中での真剣勝負が必要――。

つまり、世界と戦うために、まずはアジアを強くすることが、日本を強くすることに繋がる。

来る11月15日、日本代表は、西アジアの雄、サウジアラビア代表と対戦する。



スレッド作成者: あ (nJEytmVtXC6)

このトピックへのコメント:
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(11/05 - 15:58) いくらアジア内で切磋琢磨しても、日本以上に小柄なタイやベトナムがドイツやフランスや南米勢のように体が大きく、フィジカルが強い国々になれる訳じゃない。日本はワールドカップやアジアカップ予選のために、国際試合の大部分をアジアの国と戦わなければいけない。FIFAの定めたAマッチデーも減少傾向で、ヨーロッパや南米国と戦う機会が少なく、差を埋める経験を出来ないのが厳しい
(11/05 - 13:02) ビジネス〜、〜ビジネスと名の付くコラムは総じてクソ
(11/05 - 12:47) 出場が危うい、から書き始める記事はそこで読む気が失せてしまう。煽りネタ感が凄いんだもんな。
(11/05 - 11:55) 配信まで読んだ