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[ 2016年11月10日 - 21:35 ]

【ああ田中マルクス闘莉王】

■ ああ田中マルクス闘莉王、同じJ2の千葉に移籍して名古屋を見返してやろうぜ!!

もうご存知なことだが、ついに名古屋グランパスが初のJ2降格となってしまった。そして残留争いのために9月から復帰した田中マルクス闘莉王がアドバイザー就任を打診されたものの退団を選んだ。さらに久米一正社長が辞任、闘莉王復帰につなげたボスコ・ジュロブスキー監督に対しても元々はJ2降格でも続投検討ながら一転して契約延長なしとなった。

名古屋の没落については、もうおそらく10年以上続いているであろう派閥争いや現場介入など色々理由が報じられているようだが、今回はそこには深く言及するつもりはない。ただ今回J2降格したとはいえ、あまりにも名古屋の対応は功労者に冷たすぎると思った。中でも現場は夏まで指揮を執っていた小倉隆史監督(GMも兼任)時代のツケを払わされながら必死に奮闘していたはず。そのうえでせっかく優勝経験者のボスコ・ジュロブスキー監督、さらには闘莉王が復帰して一時は降格圏を脱し、来季は仮にJ2だとしてもボスコ体制で巻き返しを誓ったはずなのに、降格した途端、全てを否定するかのような非情なリストラ。現に小川佳純、竹内彬といった2010年優勝経験者ですら放出されるとのこと。

だが最近上がり目が感じられなかったとはいえ、小川や竹内は名古屋のいいところも悪いところも熟知しているベテラン。仮にJ2に降格してもチームをまとめるには必要、まして竹内は2011年にJ2千葉でDFながら7得点を挙げており、1年でJ1復帰したいなら不可欠なはず。これではあまりにも冷たすぎではないか?過去何度もJ1昇格(復帰)しながらそのたびに降格を繰り返すC大阪もやはり人件費のために功労者を切り捨てるなど、お粗末さが指摘されてきたが、今回の名古屋の非情リストラはお粗末どころではない。他の主力選手たちもクラブに不信感を持ち、多数の選手がもっとまともなクラブへの移籍を求め、名古屋はもう解体してしまうだろう。むしろ残る主力達にはこれをきっかけにJ1、場合によってはJ2であっても他クラブに移籍することを勧めたいくらいだ。これほど血の通ってないクラブに残っても誇りやモチベーションが失われていくだけだから・・・。

さて、ここで私が思ったのは闘莉王はJ2でも構わないと思うのなら、千葉に移籍するのがいいのではないかということだ。千葉は昨年オフ24人も大刷新し、かつてのイビチャ・オシム監督を知る選手がほとんどいなくなり、勝利への執着心が失われてしまった。2月のプレシーズンや開幕して5月までは順調で、大刷新は正解とみなされ、J2優勝も狙えたはずだが、6月からはみるみる失速し、7月には関塚隆監督が解任。その後もうまく波に乗れず、4試合を残した時点でプレーオフすら消滅。個人的には、大刷新して開幕を迎える頃には今年は自動昇格の2位以内を狙えると思っていた。前所属チームで燻っていたり、放出される可能性がないと思われながら放出されたような選手が多く、その分ハングリー精神が感じられ、予想外の一体感を生んでいるように感じられたからだ。だが、ここまでの結果からすると、結局昨年までの強みが失われたというデメリットの方が前面に出てしまったともいえる。そういう意味では今年の千葉はリーダー不在だったように思える。

だからこそ今の千葉には闘莉王はうってつけではないだろうか。不屈の闘志、DFだがほぼすべてのポジションで堂々たる活躍ができる、相当の修羅場をくぐってきている。このような選手だからこそ、長年伝統がありながら迷い続ける名門を救うのに最適といえよう。特に今の千葉は佐藤勇人、今季移籍組の近藤直也、佐藤優也あたりはリーダーシップもあるように見えるが、今年の戦力ではさすがに苦しかったようだ。むしろ柏で長年上位争いを演じていたGK菅野孝憲が加入して安定感を得た京都の例を考えると、W杯まで経験した闘莉王が加入すれば勝者のメンタリティが養われ、あと一歩の試合を多くものにできると思う。

ただ闘莉王が特に名古屋でやってきた戦い方は功罪両面ある。名古屋での戦いといえば、彼と増川隆洋のCBコンビ、アンカーダニルソンが裏をとられないよう比較的低めの位置で構えて、相手がバイタルエリアまで入れずにミドルシュートを撃っても大ベテラン楢崎正剛が阻むという守備が有名なところ。だがクラブライセンスの関係で増川が退団すると2014年からは綻びが見られ、世代交代もうまくいかなかったことで上位からは遠ざかってしまった。ただ、J1では長く続かなかったが、J2であれば当面は通用するだろう。J1だと、J2上がりの選手からすれば、あと一歩のところで防げたのが急に防げなくなるという格差があるが、逆にJ1経験者からすれば、当時防げなかった攻撃もJ2なら防げるということにもなる。

千葉は今年プレーオフが絶望的になる直前から岡野洵、乾貴哉といった若い長身のDFが台頭してきた。百戦錬磨の闘莉王のプレーや言動を見ればきっといい刺激になり、大きく成長するであろう。こうした若手にとってもいいお手本になるという意味でも、闘莉王の存在は大きいはずだ。24人も選手を入れ替えた今なら闘莉王が加入すれば生まれ変わるいいチャンス。早くも闘莉王獲得に乗り出そうとしているクラブも複数あるようだが、フロントは思い切って獲得に乗り出すべきだろう。

そして来年のJ2はC大阪が留まった前提であれば、名古屋が加わり、清水が降格してきた今年と同じくらい盛り上がるはずだ。来年の千葉vs名古屋は8年ぶりのオリジナル10対決にもなる。その中に闘莉王が千葉に加入して名古屋相手にリベンジするというシナリオは非常に面白いと思う。闘莉王自身、アドバイザー就任打診された際に「自分の中の火が炎に変わった」と、降格直後のショックから早くも立ち直り、新しい闘志を燃やしている。自分を理不尽に追い出したクラブを敵に回し、昇格を阻止、その上でかつてのライバルをJ1復帰させるというのも最高のドラマではないか。名古屋フロントによって強まった炎を今度は赤から黄色に変えて、愚かなる赤やピンクを焼き尽くしてほしいものだ。



スレッド作成者: サントス (E.VERqv2PYM / F1Ka8.9r3t2)

このトピックへのコメント:
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(11/10 - 22:46) ぜひ水戸に
(11/10 - 22:31) 「ああ」まで読んだ
(11/10 - 22:22) 超興奮してニヤニヤしながら書いたんかな?お疲れさま。明日で1週間終わりだね
(11/10 - 22:19) コピペじゃなくて、これだけ長文で自分の気持ちを書いたことは評価する。読みはしないけど。
アッヲ (11/10 - 21:47) ↓草
MARKS (11/10 - 21:44) 読んでもらうんじゃなくて書き殴るのが目的?1/3にまとめられる内容だと思うけど。