■ 　身長158cmの“タイのメッシ”チャナティップが2017年7月にコンサドーレ加入が決定した。1年半のレンタル移籍。


「札幌が2部リーグに所属していたのが引っかかっていたんだ。わざわざ2部でのプレーを望む選手はいないだろう？僕もその一人だったって訳さ。」と札幌がJ1昇格を決めたことで移籍合意に至ったことを明かした。

「日本の冬はとても寒くて氷の塊が降るんだってね、信じられないよ。そんなに寒くちゃ、とてもプレーに集中できる自信は無いよ。7月なら少しは暖かいって聞いたよ。だから7月に日本に行ってみようと決めたんだ。いいアイデアだと思わないかい？」と加入まで半年以上の時間がかかる理由を説明した。


　寒さへの適温には不安を見せるも、J1でのプレーには余裕を見せるチャナティップは2012年〜2015年の4年間でタイプレミアリーグで104試合出場、13ゴールの活躍を見せた23歳のアタッカー。

多少サッカーが上手くても、気まぐれで責任感が欠如しているタイ人であることに変わりはない。「こんなに寒いなんて聞いていないよ、こんな環境でサッカーをするなんて馬鹿げているよ」と早々に音を上げないことを祈るばかりだ。


”カンボジアのメッシ”ワタナカーは今年11月にJ3藤枝のトライアルを受けた。その結果はまだ明らかになっていないが、チャナティップに勝るとも劣らない実力を持つ”カンボジアのメッシ”にも要注目だ。次なるメッシはどこから現れるか、盗難アジアから目が離せない。