■ FIFAは現地時間27日、中国サッカー界が2016年だけで4億5000万ドル(約518億円)超の資金を国外からの選手獲得に費やしたと明かした。
イングランド、ドイツ、スペイン、イタリアに続き、加盟協会で5番目に多い数字という。
中国勢の補強投資額は、2013年が2780万ドル(約32億円)だった。
ところが、2015年にこれが1億6830万ドル(約194億円)に跳ね上がり、さらに上海上港がゼニト・サンクトペテルブルク(ロシア)から6000万ドル(約69億円)でFWフッキを獲得した昨年は、4億5130万ドル(約520億円)を記録している。
国内リーグのレベルアップという中国政府の掛け声のもと、各クラブはビッグネームの獲得に動いてきた。
しかし、政府はこういった“爆買い”に歯止めをかけ、国内選手の育成にも目を向けさせるべく、新シーズンからは外国人選手の数に規制をかけることに。
各クラブはこれまでどおり5名の外国人選手を登録できるが、ピッチに立てるのは最大3名となっている。
なお、投資額最多は13億7000万ドル(約1577億円)のイングランド・プレミアリーグ。
マンチェスターUがユヴェントス(イタリア)からサッカー史上最高の1億1600万ドル(約134億円)でMFポール・ポグバを獲得したことも大きく影響している。
加盟全協会の合計では前年比14%増の47億9000万ドル(約5515億円)だった。
なお、国内クラブ間の移籍金はFIFA発表の数字に計上されていない。
[ 2017年01月28日 - 15:48 ]
(01/28 - 20:53) なくなったはず
(01/28 - 15:53) 中国にはアジア枠あります?