■ DFL(ドイツサッカーリーグ)のCEOであるクリスティアン・ザイファート氏は現地時間26日(以下現地時間)、2015-16シーズンのドイツ・ブンデスリーガ1部所属18クラブの売上高が、前年比23.7%増の32億4000万ユーロ(約3990億円)だったと発表した。
13クラブが1億ユーロ(約123億円)を上回ったという。
ザイファート氏は「かなり良い数字」と12年連続増収を達成した満足感を表した。
一方で、「国内の数字には非常に満足しているが、欧州レベルでは満足の域に達していない」とも述べ、自分たちはイングランド・プレミアリーグに次ぐ2位とコメント。
さらに「全世界のプロスポーツリーグのなかでは6番目だ」と話した。
同氏はまた、才能ある若手の存在がリーグの魅力につながっているとしつつ、国外での人気に貢献しているのは、メキシコ代表のハビエル・エルナンデスやガボン代表のピエール・エメリク・オーバメヤン、チリのチャルレス・アランギスら外国人選手たちだと分析した。
なお、ブンデスリーガ2部も、前年比20.6%増の6億830万ユーロ(約749億円)と好調。
1部18クラブの純利益は過去最多の2億620万ユーロ(約254億円)を記録。
一昨季同様、1部と2部の計36クラブのうち、34クラブが黒字を計上している。
ブンデスリーガの特徴は、人件費が売上高の3分1未満となっており、欧州主要リーグの平均を大きく下回る点。
なお、試合のチケット売上は微増にとどまっているが、これは各クラブが低価格でのチケット提供を維持するという選択を行なったため。
ザイファートCEOは、ホームの8万席以上が完売となるドルトムントを例に「もちろん、ドルトムントはチケットの値上げをすることもできるが、彼らはそれをしていない。各クラブもこのポリシーを貫いているが、それでも30億ユーロ(約3690億円)を上回る収益がある」と胸を張った。
ブンデスリーガで他を圧倒しているのが、6億2700万ユーロ(約772億円)の売上高を記録したバイエルンだ。
ドルトムントは約3億7700万ユーロ(約464億円)。
最も低かったのは、4150万ユーロ(約51億円)のダルムシュタットだった。
史上初のリーグ5連覇を目指しているバイエルンの独走ぶりを懸念する声もあるが、ザイファート氏は「現時点ではドルトムントという非常に強くて面白く、素晴らしい雰囲気のなか魅力的なサッカーをするクラブがいるから、問題ではない」と強調している。
同CEOは「バイエルンが10連覇や15連覇したら、それは問題となる。だが、今はまだそういう状況ではない。他クラブはいずれ自分たちもバイエルンと競えるようになると思っている。ただ、リーグ側が直接介入することではない。我々に分かっているのは、適切な形で投資する必要があるということだ」と続けた。
ブンデスリーガでは2013-14シーズン以降、欧州主要リーグ最多の1試合平均2.9ゴールが生まれている。
[ 2017年01月28日 - 16:04 ]
(01/29 - 00:06) いやいや ブンデスは順調でしょ 指導者の育成がザマーの各クラブへの無茶ぶりも効いて指導者が充実してきた。 この流れは若手育成の成果が如実に出る日も近い
(01/28 - 20:02) 企業として儲かって上手く転がせてもクラブを強くしてリーグレベルが高くなってるかというと正直微妙なのがブンデスリーガ
(01/28 - 19:24) 営業収入
(01/28 - 19:24) 売上は営業種乳でいいんかな。 浦和は60億みたいだ http://www.urawa-reds.co.jp/club/managdata.html
(01/28 - 18:48) ダルムシュタットですら売上50億か