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パリSGは14日、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でバルセロナと対戦しました。眩い才能が揃う両チームの激しい戦いになることが予想されましたが、終わってみれば、PSGの完勝。ホームで4発を叩き込み、パリの観衆はエクスタシーを感じて帰路につきました。パリの守備を支えるマルキーニョスは「人生で一番の試合を経験しました」と振り返ります。

「チームの皆が、人生で一番の試合をしました。スタンドの熱狂がそれを物語っています。チアゴ・シウバは大事な選手ですが、欠場はさほど影響はなかったと思います。私たちはPSGというチームに自信をもっていましたから。プレスネル・キンペンベは、まだ若いですが、フランス代表にも選ばれたことがある逸材です。リーグ・アンやカップ戦の試合で既に頭角を現していましたが、この試合が彼にとってテストだったのは本当です。リオネル・メッシやルイス・スアレスを手玉にとっていたのは驚きです。マッチアップで彼は常に優位性を保っていました」

「充分に準備して、高いプレスをかけ、ピッチの相手方のサイドにボールを戻させる戦い方を徹底しました。何度かピンチになることはわかっていたけど、それをやり続けることが重要だったのです。そして、戦略より重要だったのが、中盤のクオリティでバルサを大きく上回ったことです。スキル、練度、パワーで中盤を掌握しました。PSGが本来のクオリティを発揮し、守備にも攻撃にも効果的なプレーができれば、どこが相手でもこういうスコアになるのです」

「いつまでも浮ついていてはいけないと思います。パルクでも、PSGにとって悪い時間帯があったし、重大なミスもありました。カンプ・ノウでは、バルサはとても危険なチームになります。でも、それまでにも試合はあるし、リーグ・アンのことを考えなければ。カンプ・ノウでも自信をもって試合ができるように、勝利を積み重ねる必要があります」

「今は特別な気持ちです。バルサ相手に4−0で勝てるなんて、そうそうあることじゃないですから。パリのためにも最高に嬉しいです。PSGの中盤は完璧でした。ブレーズ・マテュイディがあんなに走り回って、アドリアン・ラビオがあんなすごい守備をして、マルコ・ヴェッラッティのプレーも洗練の極みを見せて、何も言うことはないです。とにかく、パリの気持ちがひとつになっていた。僕がパリに来てから一番の試合になりました。一生、脳裏に焼き付いていくことになります」