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[ 2017年02月19日 - 19:08 ]

【柴崎のへたれっぷりとの対比】

■ ヒムナスティックに入団したのは昨年の2月16日。あれからちょうど1年が経った。

 26節のヌマンシア戦を目前に控え、タラゴナの地元紙は5−3−2フォーメーションを予想していた。守備を固めてカウンターで一発を狙う──そんな消極的な戦術が容易に想像できた。しかし、キックオフの笛が鳴ると、ヒムナスティックは積極的にヌマンシア陣内で試合を進めようとした。

 実際のフォーメーションは3−1−4−2と呼べそうなものだった。 その「4」を務めるウイングバックとインサイドハーフが、攻守の切り替えのポイント役を果たしていた。この4人と2トップがハイプレスを掛けてショートカウンターを狙うぶん、後方のアンカーと3バックには守備の負担が重くのしかかる。1月から指揮を執るフアン・メリノ監督のサッカーには志の高さを感じた。

 スペイン2部リーグは22チームで構成され、各チームが42試合も戦う長丁場だ。まだ降格のストレスを抱えながら戦うには早すぎるのかもしれない。彼らのホームスタジアム、ノウ・エストゥディに集ったファンの応援にも残留争いの悲壮感はなく、温かさすら伝わってきた。

 一方で、選手を甘やかすこともない。鈴木大輔が味方にボールをつながず、安易にクリアボールを蹴ったときには非難の怒号すら聞こえた。

 そのヌマンシア戦は、後半立ち上がりと終了間際のゴールで、ヒムナスティックが2−0で勝利した。これで最下位を脱出して20位に浮上。残留圏内の18位まで勝点2差に迫った。

 試合後の鈴木に話を聞いた。
 
「ホームでやるんだったら内容にもこだわって、攻めに行っている。躍動的に動いて動いてというサッカーです。3バックですが守備的ではないし、消極的でもない。一人ひとりが機能したと思います」

 鈴木のポジションは3バックの右だ。主に相手のサイドハーフをケアしていたが、アンカー、ウイングバックとのマークの受け渡しが多く、連携も含めた味方とのコミュニケーションが欠かせない。
 
 1−0でリードしていた77分には4−4−1−1フォーメーションにシフトし、ヒムナスティックは逃げ切りを図った。鈴木はセンターバックとして相手のロングボールをクリアし続け、チームの完封勝利に貢献した。

「自分は真ん中に入りましたが、うまく耐えることができた。ああいう時間に失点することが、今シーズンは多かったのですが“ゼロ”に抑えられて良かったです」

 48分に生まれたヒムナスティックの先制ゴールは、鈴木の縦パスから攻撃のスイッチが入り、生まれたものだった。

「右から組み立てて攻撃の起点になるのは、自分が求められているところだと思います。ああやって得点に絡めて良かったです」



スレッド作成者: 柴崎ェ (NAXk2FH7flI)

このトピックへのコメント:
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(02/19 - 20:24) 酒井高徳、田中亜土夢、鈴木大輔の元新潟トリオは、みんなそれぞれの場所で頑張ってるな
(02/19 - 20:20) スタートは最悪だけど、粘り強そうだしな。
(02/19 - 19:52) 柴崎も結果出せれば文句は出なくなるよ 勝てば官軍だ