■ 「蔚山は相手の背後を狙ってきます」
これほど頼りになる選手はいないだろう。
2年ぶりにACLに出場する鹿島だが、初戦の相手は韓国の蔚山現代。
Kリーグで3年連続ベストイレブンに選ばれるなど、鳴り物入りで加入したGKクォン・スンテほど、この難敵について知っている男はいないはずだ。
「チームの分析担当の方には、蔚山についていろんな状況を伝えてあります」
クォン・スンテ自身、蔚山現代というチームをどう見ているのか。
「パス優先で、スペースをコンパクトにしてくる日本のクラブと違い、蔚山は相手の背後を狙ってきます。身体のコンタクトも非常に激しくて、強いチームです」
曽ケ端との熾烈なポジション争いもあり、どちらがスタメンに名を連ねるかは分からない。
相手が背後を狙ってくるとなれば、GKにとってDF陣との連係が重要になり、言葉の問題でまだ十分なコミュニケーションが取れていないクォン・スンテは不利かもしれない。
ただし、これまでの対戦経験を考慮すれば、相手を知り尽くしているという意味で、クォン・スンテに分がある。
いずれにせよ、全北現代のキャプテンとして昨季のACLを制したクォン・スンテの存在と実績は、ピッチ内外で頼りになるのは間違いない。
SOCCER DIGEST Web
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170220-00022653-sdigestw-socc
[ 2017年02月20日 - 16:42 ]
(02/20 - 16:44) いきなり古巣対決なんか