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クロアチア一部リーグHNLの優勝クラブが決まりました。
優勝はHNK Rijeka
05-06シーズンから目下11連覇中の絶対的王者であるDinamo Zagrebは一試合を残して勝ち点差5の2位でした。
シーズンはまだあと一試合残しているため、順位表や勝敗、さらにはチーム毎のスタッツも確定はしておりません。
ディナモは今シーズン、ピアツァやログと言った主力が序盤で引き抜かれ、スタートダッシュに出遅れました。
一方のリイェカでは昨シーズンの主力を尽く売り払ったものの、負けず劣らずの選手達を獲得、32説でロコモティヴァにアウェーで敗れるまで無敗を保ち、着実に勝ち点を積み上げました。
ハイライトはディナモ相手に5-2で勝った試合と上り調子のハイドゥク相手に2-0で完勝した試合でしょうか。
思えば昨シーズンもディナモを惜しいところまで追い詰めていたため、奇跡ではなく実力で優勝した、と言えます。
正直なところ、ベシクタシュにミトロヴィッチが移籍した時点でディナモに圧倒的有利な状況が生まれ、事実穴埋めとして取った2人のCBを以てしても、その後数試合は苦戦が続いていましたので、昨シーズンの二の舞になるだろうと予測をしておりました。
さらにはなんと最終節にディナモのホームで直接対決。それまでに優勝が求められるという、リイェカには逆風しか吹いていない状況。
それでも逃げ切り、ディナモの12連覇を阻んだ。
この事実はクロアチアサッカー界に大きな爪痕を残すでしょう。
リイェカの優勝は、金や権力で支配しても地道な積み重ねには勝てないということを証明したのではないでしょうか。
[ 2017年05月23日 - 00:11 ]
ヘンリク (05/23 - 07:41) 松原良香も喜んでるだろう。
(05/23 - 01:00) 乙
MARKS (05/23 - 00:14) おめでとうございます。