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■第41回
講談社漫画賞
【選考委員】
赤松健・うえやまとち・大暮維人・加瀬あつし・小林深雪・森高夕次・山下和美
（五十音順・敬称略）

★少年部門
（賞状・ブロンズ像・副賞百万円）
『将国のアルタイル』
カトウコトノ氏
掲載誌／月刊
少年シリウス（講談社）

★少女部門（賞状・ブロンズ像・副賞百万円）
『ＰとＪＫ』
三次マキ氏
掲載誌／別冊フレンド
（講談社）

★一般部門
（賞状・ブロンズ像・副賞百万円）
『ザ・ファブル』南勝久氏
掲載誌／ヤングマガジン（講談社）


選評　赤松健
一般部門のみ、「ザ・ファブル」の面白さが際立ち、全会一致で決定となりました。
いかにもヤンマガらしいバイオレンスに加え、とぼけた主人公の言動や工夫が抜群に楽しい。


選評　うえやまとち
一般部門は「ザ・ファブル」を1位に推す人が多く、割とすんなり決まりました。
僕も1位。
ヤンキーでアウトロー的な漫画はあまり読まないのですが、全然違って、こんなに面白い漫画だったとは！！
おる意味、落語的で、キャラがたって、人間っぽく、リアルで、おそろしくて、おかしくて、悲しい。
文句なしです。


選評　大暮維人
一般部門の「ザ・ファブル」は、掛け値なしに面白く、現代の風刺や人生のフィロソフィーにも満ち、誰が読んでも手放しで楽しめる漫画。
前作に引き続いて掲載誌を背負ってる作者の凄みを感じました。


選評　加瀬あつし
一般部門は凄腕の殺し屋をわざわざカタギの生活に放り込み、日常をユーモラスにかつリアルに描いた発想が凄い、「ザ・ファブル」が、ダントツの受賞でした。


選評　小林深雪
一般部門の「ザ・ファブル」は伝説の殺し屋がバンバン人を殺す話と思いきや、仕事を休んで一般人として過ごすという意外な設定。
裏社会の残虐さを、主人公たちのなんとも言えないおかしみが払拭してしまうという未知の面白さ。


選評　森高夕次
候補作の中では「ザ・ファブル」と「東京タラレバ娘」が群を抜いていた。
「ザ・ファブル」は「ビーバップハイスクール」から連綿と続くヤンマガの伝統的アウトローコミックの正統派継承者。
この、スローな日常の中に事件を盛り込んで行くリズム感は「わかる、わかる。」そして世界観が薄っぺらくない。
南氏の作家としての懐の深さには舌を巻く。
今のコミック界で、このテイストを描けるのは氏だけではないだろうか？
現代の漫画は、ややもするとライトユーザーにとっては、ハードルの高いものになっているのかもしれない。
その観点からも、この2作品の役割は大きい。


選評　山下和美
一般部門はキャラクターが斬新で、ヤクザ物の枠を超えて、私を含め女性読者もハマりそうな不思議な魅力が満載の「ザ・ファブル」が多くの支持を受けました。




TVアニメ『恋と嘘』2017年7月3日より放送スタート！

タイトルTVアニメ『恋と嘘』
キャスト高崎美咲役：花澤香菜
真田莉々奈役：牧野由依
根島由佳吏役：逢坂良太
監督：宅野誠起
アニメーション制作：ライデンフィルム

公式
http://koiuso-anime.com/


TVアニメ『将国のアルタイル』7月より放送開始！

MBS、TBS、BS-TBS“アニメイズム”枠にて

タイトル『将国のアルタイル』

キャスト
村瀬 歩 、古川 慎 、KENN 、諏訪部順一 、小西克幸 、津田健次郎 、小林ゆう、櫻井孝宏、緒方賢一、佐藤拓也 、日笠陽子

公式
http://project-altair.com/


「アホガール」7/4(火)放送スタート！

注目アニメ紹介：「アホガール」 “空前絶後のアホな女子高生”のにぎやかな日常描く 「別マガ」連載マンガが原作
https://mainichi.jp/articles/20170703/dyo/00m/200/007000c

公式
http://ahogirl.jp/


「徒然チルドレン」7/4(火)放送スタート！

注目アニメ紹介：「徒然チルドレン」　思春期の少年少女たちの学園ラブコメ　原作は「マガジン」の人気4コマ
https://mantan-web.jp/2017/07/03/20170703dog00m200008000c.html